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2021(令和3)年01月01日(金)
JR名古屋駅集合
和歌山県那智山/新宮市&三重県・熊野市
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」と
十津川街道3日間

那智山(青岸渡寺・熊野那智大社・那智滝)/
新宮(神倉神社・熊野速玉大社)/
熊野市(産田神社/獅子岩/花窟神社)

シリーズ神話のふるさとを歩く
磐船神社と
ニギハヤヒ神話の舞台

磐船神社
お松の宮/鳥見白庭の碑/ナガスネヒコ本拠の碑/
ニギハヤヒの墳墓/岩蔵寺/稲倉神社

※現地での追加はできません。必ず一ヶ月前までにお申し込み下さい
ここがポイント!

日本全国、とくに西日本に多い神話のふるさとを歩くシリーズが始まりました。


このコースは、

2021(令和3)年01月01日(金) JR名古屋駅集合
和歌山県那智山/新宮市&三重県・熊野市
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」と十津川街道3日間

   と

シリーズ神話のふるさとを歩く 
2021年01月04日(月)10:00 近鉄 生駒駅に集合
磐船神社とニギハヤヒ神話の舞台


の2コースで構成されています。3日目は王寺で一泊となります。


■シリーズ 神話のふるさと
 ① 和歌山県那智山/新宮市&三重県熊野市



 
花窟神社(花乃窟神社)

            

 祭神はイザナミノミコト、そして火の神カグツチノミコトです。
 高天原から国創りのために遣わされた兄妹神 イザナギノミコトとイザナミノミコト。
 二柱の神はオノコロジマをはじめとする日本列島を生みました。
 更に結婚し、八百萬の神を生みました。
 ところが、火の神を産んだ際、イザナミノミコトは大火傷を負い、みまかります。
 イザナギノミコトは嘆き悲しみ、火の神を斬り殺し、イザナミノミコトを御陵に葬ります。

  ★
御陵: 日本書紀によると、イザナミノミコトが葬られたのは、現在の三重県熊野市。
   有馬と呼ばれる集落だと言われています。古事記では、広島県の比婆山に葬られたと
   あります。
  「伊弉冉尊(いざなみのみこと)火神を生み給う時に灼(や)かれて神退去(さり)ましぬ
   故れ紀伊国 熊野の有馬村に葬(かく)しまつる
   土俗(くにびと)此神の魂(みたま)を祭るには花の時に花を以って祭る
   又鼓 吹幡旗(つづみふえはた)を用て歌い舞いて祭る」
   有馬には、花の窟と呼ばれる、巨大な巖に穿たれたくぼみがあります。
   里人は、日本書紀に言う、イザナミノミコトの御陵であるとして、信仰しています。


  ★日本最古の神社: 花窟神社は、巨大な巌に穿たれたくぼみ、すなわち
   イザナミノミコトの御陵とされる『花の窟』を御神体にしています。そのため
   社殿がなく、古代の巨石信仰・自然崇拝の形を今に伝えています。
   それゆえ、日本最古の神社と言われています。
   2月2日、10月2日には、巨巌から親木に縄をかける神事が行われます。
   今回、2月2日のお祭りに合わせ、ツアーを企画しました。

  ★花窟の真向かいに、もうひとつの巌があり、そちらは火の神カグツチノミコト
   の陵墓と言われています。カグツチノミコトの御遺体からも様々な神が生まれた
   と言われています。
      

  ★世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』: 2004年7月7日に登録されました。
   世界遺産登録の対象に、今回訪れる花窟神社、獅子岩が含まれます。
   とくに三重県尾鷲市から熊野市を通り、和歌山県新宮市に到る伊勢路は、古来
   伊勢と熊野とを結ぶ参詣道として栄え、史跡が多いことで知られています。
   社殿のない、巨石/巨大な巌は古来から磐座と呼ばれ、原始信仰の対象でした。
   今回訪れる那智滝や新宮の神倉神社、花乃窟は古代信仰の記憶を残しています。

   
  <花窟神社の参道入口>          <ご神体: 花窟>
  
   
  <カグツチノミコト陵>        <神事の主役の御縄はこちら>



 鬼ヶ城・獅子岩

  ★
鬼ヶ城: 鬼ヶ城も、後述の獅子岩も、熊野山地に連なる岩盤(巌)が、浸食に
   よって形成された奇岩・怪石で、古来、観光地として知られています。
   鬼ヶ城は、熊野灘に突き出た要塞のような岩場で、浸食により様々な形をした
   奇岩怪石が独特の景観をつくりだし、想像力豊かな昔の人は、こここそ、伝説の
   鬼の城では・・・と思ったようです。鬼とは平安時代初期にこの地を荒らした海賊、
   多娥丸(たがまる)、その鬼を退治したのが坂上田村麻呂と言われています。
   鬼ヶ城と獅子岩は、国の天然記念物に指定されており、更に日本百景のひとつ
   となっています。

  ★
獅子岩: 鬼ヶ城と花の窟との間、熊野灘に面した巨巌で、まるで海に向かって
   咆哮する獅子のように見えることから、このように呼ばれています。2004年7月には
   ユネスコの世界遺産“紀伊山地の霊場と参詣道”に登録されました。


  ★
七里御浜: 伊勢志摩から熊野へと連なるリアス式海岸は、この熊野以南は、
   なだらかな海岸線に変わります。
七里御浜はなだらかな海岸線を代表する海岸です。
   2004年7月にはユネスコの世界遺産“紀伊山地の霊場と参詣道”に登録されました。

ちなみに・・・ 以下の祭事を盛り込んだツアーは、コロナ禍が落ち着いたら再開します。

 
◆お縄掛け神事◆

 ~ 御縄掛け神事 ~
 太古から行われている由緒ある神事で、三重県の無形文化財に指定されています。
 有馬在の氏子を中心に、10mに及ぶ三旈の幡型、季節の花々、扇子などを結んだ
 全長170mの大縄に吊るし、巨巌のてっぺんから、麓の神木に渡す神事です。
 かつては朝廷から旗が届いていたが、嵐のため届かず、縄で代用した故事に由来します。

 ~ 花の時に花を以って祭る
   又鼓 吹幡旗(つづみふえはた)を用て歌い舞いて祭る ~
 御綱掛け神事が終わると、地元の小学生児童によって、『浦安ノ舞』『豊栄ノ舞』が
 おごそかに奉納されます。このとき、巫女の姿をした子どもたちが小さな花束を手に
 舞います。ぜひ、七里御浜へと足を運び、可愛らしい子どもたちの可憐で微笑ましい
 伝統の舞をご覧ください。


 




≪世界文化遺産 紀伊山地の霊場と参詣道≫

青岸渡寺: 
 那智山を山号とする天台宗の寺院で、西国三十三所の第一番札所です。
 伝説によると、仁徳天皇の治世である4世紀に天竺から渡来した裸形上人によって創建
 されたといい、上人が那智滝の滝壺で金製の如意輪観音を得て、本尊として納めたのが
 起源とされています。熊野信仰は平安時代中期に始まり、近世にかけて盛んに参詣が
 行われ、“蟻の熊野詣で”という言葉も生まれましたが、多くは神道や仏教、修験道などが
 混合され、一大宗教センターの役割を担いました。明治の廃仏毀釈によって、多くの堂宇が
 破壊されましたが、那智では観音堂が奇跡的に破壊をまぬがれ、青岸渡寺として復活を
 果たしました。
 三重塔と那智滝が一緒に見えるポイントは人気の撮影スポットとなっています。
 本堂と宝篋印塔は国の重要文化財に、伽藍は“熊野三山”の一部として国の史跡に指定、
 境内は2004年7月にはユネスコの世界遺産“紀伊山地の霊場と参詣道”に登録されました。

熊野那智大社: 
 和歌山県田辺市の熊野本宮大社、新宮市の熊野速玉大社とあわせ“l熊野三山”をなす

 熊野那智大社は、熊野夫須美大神を主祭神とする神社です。
 もともとは那智滝を崇拝する聖地で、社殿ができたのは本宮・速玉大社よりも後のことでした。
 1995年12月26日には、第一殿(瀧宮)/第二殿(証誠殿)/第三殿(中御前)/第四殿
 (西御前)/第五殿(若宮)/第六殿(八社殿)/御県彦社/鈴門および瑞垣など建造物、
 また、金銀装宝剣拵/熊野那智大社文書46巻、11冊、2帖、2枚/古印が重要文化財に
 指定されました。また境内は“熊野三山”の一部として国の史跡に指定、2004年7月には
 ユネスコの世界遺産“紀伊山地の霊場と参詣道”に登録されました。

那智滝/飛瀧神社: 
那智滝
 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町の那智川の中流に位置しています。垂直に落ちる滝は
 同じ世界遺産のエンジェル・フォール(ベネズエラ)を彷彿とさせます。
 落ち口から滝壺までの落差は133mで、落差としては日本でいちばん。
 那智大滝として1972年7月11日に名勝に指定されました。
 2004年7月にはユネスコの世界遺産“紀伊山地の霊場と参詣道”に登録されました。
 那智の滝は、那智山中の那智原始林にある60以上の滝のうち、瀧篭修行の行者が修行を
 した48の滝“那智四十八滝”の総称で、有名な那智の滝は”一の滝”が正式名称です。
飛瀧神社
 那智滝(一の滝)をご神体とするため、本殿も、拝殿もなく、直接、滝を拝みます。
 社務所の奥で拝観料を払えば、観漠台まで行くことができます。
      

熊野速玉大社: 
 和歌山県新宮市新宮にある神社で、田辺市の熊野本宮大社、勝浦町の熊野那智大社と
 あわせ“l熊野三山”をなす熊野速玉大社は、熊野夫須美大神を主祭神とする神社です。
 平安時代中期から幕末までは神仏混合の宗教観により、祭神は本地仏(仏教の仏様が
 日本の神道の神々に化身したとされ、神々の本来の姿であるとされる仏様が権現様として、
 崇拝されていました)の姿を併せ持っていました。
 古神宝類や木造熊野速玉大神坐像/木造夫須美大神坐像/木造家津御子大神坐像/
 木造国常立命坐像)は国宝に、木造伊邪那岐神坐像/木造伊邪那美神坐像/木造
 皇太神坐像/髹漆金銅装神輿/髹漆金銅装神幸用船/正恒銘の太刀が重要文化財に
 指定されています。境内および神倉神社(摂社)は“熊野三山”の一部として国の史跡に指定、   
 2004年7月にはユネスコの世界遺産“紀伊山地の霊場と参詣道”に登録されました。
 もともと熊野夫須美大神は、摂社である神倉神社に祀られていました。

神倉神社(かみくらじんじゃ/かんのくらじんじゃ): 
 和歌山県新宮市の千穂ヶ峯を構成する二つの山のうち、神倉山(標高120m)に位置する
 神社で、熊野速玉大社の摂社です。この神社を有名にしているのは下記の三つです。
 1. 538段の鎌倉積み石段
   源頼朝が寄進したと伝わるこの石段は、花崗岩を組み合わせたもので、麓から社殿まで
   538段、急勾配の坂道に築かれています。
 2. 御燈祭
   毎年2月6日に行われる例祭で、白い衣をまとった氏子が、松明を手に鎌倉積みの石段を
   駆け下りる様が、ニュースや映像で紹介されています。
 3. ゴトビキ岩
   538段を登りきると、新宮市内を一望できる場所に出ます。そこから更に石段を登ると、
   神倉神社の拝殿と、ご神体である“ゴトビキ岩”と呼ばれる大岩があります。この大岩は
   熊野夫須美大神が祀られていた磐座(いわくら)です。熊野信仰は平安時代中期以降、
   盛んになりましたが、それより以前の銅鐸片などが出土しているため、信仰自体はかなり
   古い時代に遡ると考えられています。
 神社のある神倉山は断崖絶壁となっており、巨大な一枚岩の崖は、神武天皇が登ったという
 天磐盾(あめのいわたて)とみなされています。神話によると、この地の豪族であった高倉下
 (たかくらじ)が神武天皇に神剣を奉げ、更にヤタガラスの道案内で大和平定を成し遂げたと
 されています。
 ※
この山に登り、ゴトビキ岩を拝観します。歩きなれた、ハイキングまたはトレッキング用の
  靴でご参加下さい。



 ≪産田神社≫ ・・・ 世界遺産には含まれませんが、花窟と関係が深い神社です。
 三重県熊野市有馬町にある神社で、古代の祭祀の場である神蘺(ひもろぎ)の遺跡があり、
 かなり古い時代から神聖視されていた場所であることがわかります。伝説では、この地にて
 イザナミノミコトが、火の神カグツチノミコトを産み、火傷のため、身罷ったとされています。
 夫神であるイザナギノミコトは、怒ってカグツチノミコトを惨殺したといいます。現在、この
 神社には、火の神カグツチノミコト、そしてイザナギノミコトほかが祀られています。
 本殿の前の地面には白石が敷き詰められているという、珍しい造りになっています。
 本殿の両側には、古代の祭祀場である神蘺の跡が残っています。
 安産・子授け・育児の神様で、1月10日は子供の育成を祈願する奉飯の儀式が行われます。

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■シリーズ 神話のふるさと
 ② 大阪府交野市+奈良県生駒市


奈良時代に編纂された『古事記』『日本書紀』には、天地創造から始まる日本神話が
つづられ、それを以て日本の歴史とされています。
朝廷に仕える力ある豪族たちは、もしかしたらその歴史書の中に、自身の祖先の偉業を
織り込むことに狂奔したとしても、無理からぬことかもしれません。
神話の世界は、決して荒唐無稽ではなく、何かの事象を紐解く鍵になるかもしれません。

今回は、天孫降臨とは別に、同じように降臨したもう一人のヒーローの舞台を歩きます。
ニギハヤヒと呼ばれるその神は、土豪ナガスネヒコの妹を妻に迎えたとされます。
ナガスネヒコはニギハヤヒを奉じて、神武天皇の東征の前に立ちはだかります。
しかし、神武天皇を天孫であることを知ったニギハヤヒは帰順、ナガスネヒコを成敗します。
ナガスネヒコの死後、ニギハヤヒは大和平定のヒーローに位置付けられます。
そして、子孫は物部氏や穂積氏、熊野国造として栄えたといわれています。

ニギハヤヒの神話を歩く
ニギハヤヒは、日本の神話に登場する神で、古事記では『邇藝速日命』、日本書紀で
は『饒速日命』と記されます。
別名は『櫛玉命』または『天照国照彦火明櫛玉饒速日命』で、物部氏、穂積氏、熊野
国造の祖先と言われています。
日本書紀などによると、高天原から天磐船に乗って河上の地に天降り、その後、大和
国に移動したとされています。
大和朝廷が成立する以前、河内国の北東部~大和国の北西部に興り、版図を広げて
いった古豪族の象徴とも考えられます。
古事記によると、神武天皇の神武東征の際、土豪として立ちふさがったナガスネヒコ
(長髄彦)が奉じる神として登場します。
饒速日命は、ナガスネヒコの妹であるトミヤスビメ(古事記では登美夜須毘売/日本
書紀では三炊屋媛)を妻としたとされています。
ニギハヤヒの天磐船での降臨の神話は、天孫降臨とは別系統の神話です。
高千穂に降臨した天孫の子孫と、河上に降臨した天つ神のグループとが、現在の生駒
で出会う形となっています。
初めは神武天皇の対抗勢力として立ちはだかるナガスネヒコに奉じられていました
が、ナガスネヒコ敗退後、神武天皇に降ったとされます。
神話は荒唐無稽なフィクションではなく、編纂の際に、大和朝廷を支えるたちに伝わ
る伝承・伝説が盛り込まれたとも考えられます。
今回の旅では、天孫とは別のルートで降臨した天つ神の神話のふるさとを歩きなが
ら、古代の大和の実像を想像してみます。




磐船神社

天孫降臨の舞台は日向国の高千穂峰と記されています。
古事記によると:
天照大御神と高御産巣日神は、天照大御神の子・正勝吾勝勝速日天忍穂耳命に、平定
した葦原中国に下るよう、命じます。
しかし、正勝吾勝勝速日天忍穂耳命は、「準備をしていたら子が生まれたので、その
子を降臨させましょう」といいます。
その子である邇邇藝命が、降臨した場所が高千穂峰とされています。
しかし、その神話とは別に、河上(現在の大阪府)に降臨したのがニギハヤヒで、彼
は天磐船に乗って降臨したと言います。
その天磐船が石化したのが、大阪府交野市私市の磐船神社のご神体になっています。
古くから修験道の行場であった岩窟や、周辺に点在する磐座(いわくら)をハイキン
グで訪れます。




ニギハヤヒの神話のふるさと

ニギハヤヒは、現在の生駒を本拠地にしていたとされる土豪ナガスネヒコとその一党
に奉じられていたといいます。
磐船神社から東生駒駅に至る街道沿いやその周辺には、ニギハヤヒ関連の神話のふるさとが数多く残っています。
神武天皇に降り、ナガスネヒコを退治することになるニギハヤヒと、神武天皇関連の
伝説地が点在しています。
今回はその中から、伝説・神話の舞台を示す石碑のある場所、古代の神域であった磐
座のある場所を訪れます。
神話を紐解きながら、実際に勢力を持っていた土豪の古跡を訪ねてみましょう。






和歌山県那智山/新宮市&三重県・熊野市
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」と
十津川街道
 
そして
磐船神社とニギハヤヒ神話の舞台


 
3泊4日 日程


◎集 合:  2021年01月01日(金) 09:30 JR名古屋駅に集合!

◎代 金:  お一人様69,900円 (最少催行人員6名様~定員10名様)

◎経 路: JR(名古屋→熊野市→紀伊勝浦)
     熊野御坊南海バス(紀伊勝浦→那智山/那智の滝前→紀伊勝浦→新宮)
     熊野御坊南海バス(新宮→神倉神社前/速玉大社前→新宮)
     奈良交通(新宮駅→十津川村→大和八木駅)

◎コース: 1日目 - 名古屋→熊野市。
          <観光>産田神社~花窟神社~獅子岩
     2日目 - 熊野市→紀伊勝浦→新宮
          <観光>青岸渡寺~熊野那智大社~那智滝
          <観光>神倉神社~熊野速玉大社
     3日目 - 新宮→大和八木→王寺
     4日目 - 王子⇒生駒駅⇒北田原・・・生駒駅
          <観光>磐船神社→ニギハヤヒ関連の神話のふるさと→生駒駅
 
             

◎宿 泊: 当プログラムでは、熊野市のビジネスホテルに1泊+新宮のビジネスホテルに1泊
     +王寺のビジネスホテルに1泊

◎食 事: 到着日の夕食から<朝食3回/昼食2回/夕食2回>
       熊野市の旅館では、熊野灘でとれる新鮮な魚介を予定しております。


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<01日目>01月01日(金)
■行程: 名古屋駅~熊野市駅
★集合: JR名古屋駅の指定場所に09:30までにご集合下さい。添乗員が合流します。
移動: JRの特急列車で紀伊勝浦駅へ。
  名古屋駅    10:01  ワイドビュー南紀3号
  熊野市駅    13:17

・・備考: ホテルのチェックインは午後です。ロッカーに荷物を預け、観光に出発します。
*移動: 熊野市バスで、産田神社へ。
  
熊野市駅前   13:50  熊野市バス(自治体運営バス)
  産田神社前   13:57

*観光: 徒歩で産田神社~花窟神社~獅子岩を回り、最後はホテルにご誘導致します。
  ○
産田神社: イザナミノミコト終焉地~カグツチノミコト生誕&終焉地伝承地
  ○
花窟神社: 世界文化遺産。イザナミノミコト御陵/カグツチノミコト御陵伝承地
  ○
獅子岩: 世界文化遺産。熊野灘に向かって咆哮する獅子のような大岩
・・移動: 獅子岩から徒歩またはバスでホテルへ。
*夕食: ホテル または ローカル・レストラン
*宿泊: ビジネスホテル河上 または ホテルなみ または同等

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<02日目>01月02日(土)
■行程: 熊野市→那智山→新宮→熊野市
*朝食: ホテル
・・移動: ホテルから徒歩またはバスで熊野市駅へ。
*移動: JR紀勢本線の亀山―新宮線で新宮駅へ。
  
熊野市駅    08:23  普通列車
  新宮駅     08:54

・・乗換: 新宮駅に到着後、列車を乗り換えます。
*移動: JR紀勢本線の新宮―和歌山線で紀伊勝浦駅へ。
  
新宮駅     09:23  普通列車
  紀伊勝浦駅   09:45

・・乗換: 紀伊勝浦駅に到着後、バスに乗り換えます。
※移動: 熊野御坊南海バスで那智山へ。
  
紀伊勝浦駅前  10:25  熊野御坊南海バス
  那智山     10:51

*観光: 下車後、徒歩で青岸渡寺~熊野那智大社~那智大滝を回ります。
  ○
青岸渡寺: 世界文化遺産。西国三十三所第一番札所。
  ○
熊野那智大社: 世界文化遺産。熊野三山の一つ。
  ○
那智滝: 世界文化遺産。飛瀧神社のご神体。
※移動: 熊野御坊南海バスで紀伊勝浦駅へ。
  
那智の滝前   13:04  熊野御坊南海バス
  紀伊勝浦駅前  13:28

*昼食: ローカル・レストラン または 駅弁
※移動: 熊野御坊南海バスで裁判所前へ。
  
紀伊勝浦駅前  14:00  熊野御坊南海バス
  神倉神社前   14:30

*観光: 徒歩で神倉神社~熊野速玉大社を回ります。
  ○
神倉神社: 世界文化遺産。山上のゴトビキ岩がご神体。
   ☆注意: 538段の石段を登ります。履きなれた、歩きなれた靴でご参加下さい。
  ○
熊野速玉大社: 世界文化遺産。熊野三山の一つ。
*移動: 熊野御坊南海バスで新宮駅へ。
  
速玉大社前   17:07  熊野御坊南海バス
  新宮駅     17:09

・・移動: 新宮駅から徒歩またはバスでホテルへ。
*夕食: ホテル または ローカル・レストラン
*宿泊: 新宮ユーアイホテル または ステーションホテル新宮 または同等

------------------------------------

<03日目>01月03日(日)
■行程: 熊野市駅→(十津川村)→大和八木駅
*朝食: ホテル
・・移動: ホテルから徒歩またはバスで新宮駅へ。
駅前の特急302バス乗り場へ。
※備考: 乗り場を確認したら、食料の買い出しに行きます。時間が許せばバス停付近を散策。
*移動: 日本一長い路線バスといわれる特急302で大和八木駅へ。
  新宮駅     09:59  奈良交通バス
  大和八木駅   16:37

※備考: ①この路線のレポートはこちらをご覧下さい。
※備考: ②大和八木駅に到着。3日間コースの方は到着後、解散。各自、家路へ。
*移動: 近鉄橿原線で田原本へ。
  大和八木    17:05  近鉄橿原線
  田原本     17:10
・・移動: 徒歩で田原本駅から西田原本駅に移動(約3分)
*移動: 近鉄田原本線で新王寺へ。
  西田原本    17:16  近鉄田原本線
  新王寺     17:34
・・移動: 徒歩でホテルへ。
(夕食: なし)
*宿泊: 東横イン奈良王寺駅南口 または同等

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<04日目>01月04日(月)
*朝食: ホテル
・・移動: 徒歩で王子駅へ。
*移動: 近鉄生駒線で生駒へ。
  王寺      09:15
  生駒      09:40
・・集合: 10:00 近鉄/生駒駅・中央改札口前にて当日日帰りコースのお客様と集合
*移動: 10:21 奈良交通のバスで生駒駅から北田原へ
*移動: 徒歩で磐船神社へ(約15分)。

*拝観: 磐船神社
 ◎
磐船神社
  磐船神社には拝殿がありません。ニギハヤヒが高天原から乗ってきたという
  天磐船が石化した巨石(あるいは磐座=イワクラ)がご神体となっています。
  
  ※天誅組フアン必見!伴林光平の歌碑が奇岩に奉納されています。
 ------------------------------------------------------------------------
 ≪岩窟および磐座めぐり ・・・ 希望者のみ≫
  ・
岩窟拝観
   修験道の行者が行ったように、磐船神社の洞窟を参拝できます。作法に則り
   岩窟を拝観してみましょう。
   1.行衣着用(社務所で拝借)
   2.滑りやすい靴の方は藁草履に履き替えます(社務所で拝借)
   3.年齢制限(10歳以上~75歳未満)
   4.飲酒後の入窟はできません。
   5.夜間、雨天時、増水時は拝観できません。
  ・
磐座めぐり
   ・天の磐船: ニギハヤヒが乗って降臨したとされる磐船と目される磐です。
   ・天の岩戸: 天照大御神がお隠れになったとされる岩戸と目される磐です。
   ・四社明神: 大日如来・観音菩薩・勢至菩薩・地蔵菩薩が掘られた磐です。
   ・不動明王: 不動明王と天文十四年の銘が刻まれている平和祈願の磐です。
   ・道祖神: 旧磐船街道の裏参道の山道にある男女のシンボルの様な磐です。
   ・白龍の滝: 修験者達が滝行を行った高さ5mの白龍の滝が落ちる磐です。
  
  岩窟拝観の入口。拝観ご希望の方は、一週間前までにご連絡下さい。
 ------------------------------------------------------------------------
*昼食: お弁当(おにぎりを予定)
*移動: 近鉄/東生駒駅まで、神話のふるさとをたどりながらハイキング
 〇
お松の宮(住吉神社)
  
  磐船神社から持ち込まれた松の枝が根付いたのが星が森です。その星が森を
  神域とする住吉神社は、いつか”お松の宮”と呼ばれるようになったそうです。
 〇岩蔵寺
  
  延暦年間に伝教大師が役小角を慕い、七日七夜の修行の後、岩蔵寺を開 いた
  といい、その後身だと言われています。すでに廃寺で、磐と石仏が残ります。
 〇
鳥見白庭の碑
  
  神武天皇が儀式を行った場所を霊畤(まつりのにわ)と呼びます。桜井市の
  鳥見山/等彌神社が知られていますが、生駒もその場所が比定されています。
 〇
長髄彦本拠の碑
  
  神武天皇の前に立ちはだかったとされる大和の土豪・ナガスネヒコ(長髄彦)。
  そのナガスネヒコが本拠地としたとされる場所に、石碑が建てられています。
 〇
饒速日命墳墓
  
  饒速日命は大和国で亡くなり、遺骸は高天原に葬られた、と言われています。
  妃のトミヤスビメが、遺物を納め、墓所としたのがここだと言われています。
 〇
稲倉神社
  
  稲倉神社は明治以降に「徴兵逃れ」を祈願する人々が参拝したという伝説が
  あります。烏帽子磐という名のおむすび型の磐座が境内に鎮座しています。
・・解散: 18:30ごろ 近鉄/東生駒駅で解散となります。
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※内容は予告なく変更になる場合もあります。
※この旅行は手配旅行となります。
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  2021年01月01日(金) 名古屋駅集合
 


 
料金:  お一人様 69,900円
     (最少催行人員 6名様~定員10名様)


     ※場合により、6名様以下でもお受けできるケースがあります。
      料金はお問合せ下さい。
     ※熊野市駅集合をご希望の方(他の駅からの発着)をご希望の方はご相談下さい。


●旅行代金には下記のものが含まれます*
 *交通:  列車 JR 名古屋⇔熊野市 往復/熊野市→紀伊勝浦 片道/新宮→熊野市 片道
         近鉄 大和八木→田原本/西田原本→新王寺/王寺→生駒
       バス: 紀伊勝浦駅→那智山/那智の滝前→紀伊勝浦駅/紀伊勝浦駅→神倉神社前/
          速玉大社前→新宮駅
          熊野市駅→産田神社
 *宿泊:  熊野市 ビジネスホテル1泊+新宮市1泊+王寺町 ビジネスホテル3泊
 *食事:  朝食3回/昼食2回/夕食2回
 *経費:  添乗員費用(東京からの列車切符、バス代、宿泊代、食費、入場拝観料、通信費)
 *観光:  入域に入場・拝観料が必要な場所の入場・拝観料
      但し、下記の特別入場料・特別拝観料は別途、現地での支払いとなり、含まれません。
      ・青岸渡寺 三重塔   250円
      ・飛瀧神社 那智滝拝所 300円

      
  
●旅行代金に含まれないもの
 ・・明記されない食事
 ・・その他、個人的な支払い(電話、FAX、ネット通信費/明記されていないお食事/
   お飲み物)とそれに関わる税金、サービス料

 ・・神社仏閣でのおみくじや御祈祷料、お札、お守り、朱印などの料金は含まれません。





電話でのお問合せは・・・・080-5028-6007 まで
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