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2021(令和3)年07月14日(水)〜15日(木)
 ⇒ 11月06日(土)〜07日(日)
『鬼滅の刃』ゆかりの地めぐり

第7回
竈門炭治郎&竈門禰豆子の誕生地とその周辺
『鬼滅の刃』登場人物ゆかりの地(その7)
ここがポイント!


『鬼滅の刃』ゆかりの地めぐり

 

 
竈門炭治郎 竈門禰豆子(*1)
 我妻善逸 嘴平伊之助 栗花落カナヲ 不死川玄弥
 冨岡義勇 胡蝶しのぶ 煉獄杏寿郎(*2) 宇髄天元 時透無一郎
 甘露寺蜜璃 伊黒小芭内 不死川実弥 悲鳴嶼行冥
  作中での竈門禰豆子の禰は、正しくは【ネ】+【爾】となります。
  作中での煉獄杏寿郎の煉は、正しくは【火】+【東】となります。


 ・実施月日: 2021(令和3)年7月14日(水)〜15日(木) ⇒ 11月6日(土)〜7日(日)
 ・関連人物: 
竈門炭治郎(かまど たんじろう)
  ・階 級: 癸→庚→丙
  ・呼 吸: 水の呼吸/ヒノカミ神楽の呼吸
  ・誕生日: 7月14日
  ・年 齢: 15歳(アニメ第1話の開始時は17歳ぐらい)
  ・身 長: 156cm→165cm
  ・体 重: 53kg→61kg
  ・出身地: 東京府 奧多摩郡 雲取山(実際にはそのような地名は存在しなかった)
  ・趣 味: 頭突き、掃除
  ・好 物: タラの芽、梅昆布おにぎり
  −−−以上は公式設定ーーー
  ・性 格: 長男としての自覚と責任感を強く持っている。誰に対しても心優しく接し、
       生真面目。コミュニケーション能力は高いが、都市の人間との感覚がやや
       ずれている。常に前向きで自分を鼓舞する術を知っている。。
  ・服 装: 隊服。羽織は黒と緑の市松模様。
  ・あだ名: 特になし。隊内で目上または同期剣士からは「炭治郎」、煉獄杏寿郎からは
       「竈門少年」、胡蝶しのぶからは「竈門炭治郎くん」と呼ばれる。蝶屋敷の
       きよ、すみ、なほから「炭治郎さん」、嘴平伊之助から「かまぼこ権八郎」ほか
  ・活 躍: 同期剣士や、同時期に鬼殺隊に在籍していた者の中で唯一、鬼舞辻無惨と
       遭遇している。自分の存在に気づかれた鬼舞辻無惨により、刺客を送られる。
       しかし、それが結果として鬼舞辻無惨や眷属の鬼たちの滅亡を早めたとも
       言える。最終選別で手鬼を倒し、鬼殺隊入隊後は任務で沼の鬼、矢琶羽と
       朱紗丸、響凱、那田蜘蛛山の累の”一家”、無限列車編での魘夢、遊郭編での
       妓夫太郎と堕姫、刀鍛冶の里での半天狗、無限城での猗窩座と無惨との
       戦いを通して人間的にも剣士としても大きく成長してゆく。
  ・終 末: 鬼のいなくなった世界で栗花落カナヲと結婚。子孫は現代に残っている。
  ・設 定: 妹は竈門禰豆子。炭治郎がある冬の日、炭を人里に売りに行った留守中、
       鬼舞辻無惨が竈門家を襲撃、禰豆子以外の全ての家族を殺害してしまう。
       炭治郎は町からの帰り、三郎おじいさんの家に泊めてもらい、難を逃れた。
       帰宅して禰豆子を除く家族全員(父・炭十郎は数年前に病死)が命を奪われ、
       唯一の生き残りである禰豆子は、意識を失っていた。禰豆子を街の医者まで
       背負って行こうとした炭治郎は、突然、鬼となって襲い掛った禰豆子に驚く。
       そこに冨岡義勇が襲来。禰豆子を討伐しようとするが、炭治郎は懇願し、抗い、
       遂に義勇に打ちのめされる。炭治郎に剣士としての素質があることを見抜き、
       炭治郎と禰豆子を師である鱗滝左近次のもとに向かわせることにした。竈門
       兄弟の、元凶・鬼舞辻無惨を討伐するまでの、長い長い試練の旅が始まる。

 
 ※竈門炭治郎と禰豆子は、公式設定では奧多摩郡雲取山の出身とされています。
  しかし、東京の歴史の中で、奧多摩郡という名の郡が存在したことはありません。
  主人公・竈門炭治郎と、妹・竈門禰豆子一家は、当時の行政区画でいうと、西多摩郡氷川村に
  住んでいたと考えられます。雲取山とその山麓は、氷川村に属していたからです。
  江戸時代の西多摩郡一帯は、幕府直轄領、旗本領(旗本の知行地)、寺社領、諸藩の領地が
  入り組み、複雑な行政区画が存在しました。幕府直轄領は、韮山の世襲代官・江川家が管理して
  いました。江川太郎左衛門の家です。幕府直轄領には、八王子千人同心や、甲府勤番のような
  役目を担うものが住んでいたと考えられます。もし、竈門家が江戸時代からあの場所に住んで
  いたとすると、炭治郎や禰豆子の先祖は辺境の防備のために駐在していたのかもしれません。
  嘴平伊之助(大岳山)や、悲鳴嶼行冥(日の出山)、時透無一郎(景信山)も日頃は杣人のような
  暮らしをしながら、有事の際は幕府直轄領を護る為、武器をとる家系であったのかもしれません。
  広義の多摩では、お百姓さんも武術の腕を磨き、書を読み、一定の教養と武力を備えていました。
  近藤勇や土方歳三、井上源三郎といった天然理心流の門下生は、幕末、京都の治安を護るべく、
  新選組を結成し、活躍しました。井上源三郎の兄は八王子千人同心であり、沖田総司の姉婿は、
  江戸の治安を護るべく結成された新徴組として活躍しました。炭治郎、伊之助、行冥、無一郎が
  天才的な武技、教養を有していたのは、地域的な特徴なのかもしれません。
  
 ※当時の西多摩郡は、広大な範囲であったことが判ります。
  架空の物語の人物なので、竈門炭治郎と禰豆子がどこで生まれたのか細かい設定はありません。
  今回のウオーキング・ツアーでは、見どころが比較的多く、安全に歩ける場所を歩きます。
  雲取山を、三峰方面から登ると、途中に炭窯の跡が残っています。
  厳密にいうと、東京府ではありませんが、炭治郎と禰豆子の一家の設定が史実に重なる印象です。
  きっとその麓には、三郎おじいさんが傘張りをしながら暮らしていたということも想像できます。



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『鬼滅の刃』聖地巡り
 <竈門炭治郎と鬼殺隊による、鬼舞辻無惨と配下の鬼の討伐のエピソード>


 『週刊少年ジャンプ』に2016年11号から2020年24号まで、205話にわたって連載された漫画『鬼滅の刃』。   
 吾峠呼世晴氏による所謂ダーク・ファンタジーに分類される漫画で、大正時代を舞台に、鬼に家族を殺され、   
 唯一生き残った妹・禰豆子を鬼にされた主人公の心優しき炭焼きの少年・竈門炭治郎が、鬼狩りが目的の    
 私的武装集団『鬼殺隊』の水柱・冨岡義勇に導かれ、鱗滝左近次の下で厳しい修行を積み、最終選別を経て   
 鬼殺隊に入隊。鬼となった禰豆子を連れ、家族の仇を討ち、禰豆子を人間に戻す為、鬼狩りの刃を振るい、    
 同期剣士である我妻善逸、嘴平伊之助、栗花落カナヲ、不死川玄弥らと共に、様々な人(鬼である珠世や    
 愈史郎も含めて)との出会いから幾多の事を学び、下弦・上弦の鬼との戦いを経て、家族を殺し、禰豆子を   
 鬼に変えた仇敵・鬼舞辻無惨を追い詰めてゆく物語である。テレビアニメ化され、更には劇場版アニメも
 公開され、興行成績日本一を達成した。また、舞台化もされ、舞台の続編公演が2021年に予定されている。
 本編は大きく分けて三つのパートに分かれる。

(1). 竈門炭治郎立志編

1. 序章: 竈門炭治郎が所用で留守中、家族が鬼舞辻無惨に殺される。三郎じいさん宅に一泊して翌日、
  炭治郎が帰宅すると、変わり果てた家族の姿があった。しかし、すぐ下の妹の禰豆子だけはまだ息が
  あった。治療のため麓の町まで禰豆子を運ぶ途中、鬼化した禰豆子に襲われる。そこへ冨岡義勇と
  名乗る剣士が現れ、鬼である禰豆子を斬ろうとするが、炭治郎は禰豆子を、禰豆子が炭治郎を守る
  姿勢を見せたことから、冨岡義勇は禰豆子を見逃し、炭治郎に狭霧山の鱗滝左近次を訪ねるよう導く。
  炭治郎は家族の仇を討つ為、そして禰豆子を人間に戻す為の手がかりを得る為、鬼殺隊への入隊を
  希み、鱗滝左近次のもとで二年間に及ぶ厳しい修行を積む。炭治郎の優しさに鬼狩りとしての資質を
  危ぶむ鱗滝は幾多の苛烈な試練を課すが、炭治郎は持ち前の身体能力と信念で師の水の呼吸を修得、
  大岩を両断するという最後の難題も、鬼に返り討ちにされ亡霊となった鱗滝のかつての弟子の錆兔、
  真菰の導きで突破、鬼殺隊入隊の為の最終選別に参加することを許される。鬼の棲む山にて七日間を
  過ごし、鬼を倒して生き抜くという最終選別では『手鬼』との激闘を制し生き残り、鬼殺隊に入隊する。
  最終選別の後、炭治郎と同期剣士の総勢4人は、日輪刀と隊服、連絡・監視用の鎹烏をあてがわれる。

2. 浅草: 炭治郎は禰豆子を伴い、鬼殺隊最初の任務で『沼の鬼』を征伐、次の任地である浅草へと赴く。
  嗅覚にすぐれる炭治郎は、浅草の地で家族が殺されて禰豆子が鬼にされたときと同じ匂いを感じとる。
  その匂いを辿り、鬼の始祖であり、家族の仇敵・鬼舞辻無惨と邂逅。人間に化けて人間社会に溶け込む
  無惨は傍の男を鬼に変え、雑踏にまぎれて姿を消す。炭治郎と禰豆子は同じ場所で、無惨と敵対する
  鬼の珠世(稼業は医師)と彼女の助手・愈史郎(珠世が唯一鬼化に成功した青年)と会う。珠世は無惨の
  存在と履歴、鬼を人間に戻す研究をしている旨を炭治郎に伝え、無惨の呪いを克服した数少ない鬼の
  禰豆子の血液と、今後倒す鬼の血液の採取を依頼する。そこに襲来した無惨の刺客『矢印鬼・矢琶場』、
  『手毬鬼・朱紗丸』と戦いとなり、禰豆子の活躍や珠世・愈史郎の協力で矢羽場を撃破。朱紗丸は珠世の
  思考を操る血鬼術(鬼としての能力)で無惨の名を口にしたことにより、無惨の呪いが発動、殺された。
  禰豆子は師・鱗滝左近次により、人間は守るものであり、鬼は倒すものであるという暗示をかけられて
  いたが、鬼である珠世、愈史郎を人として認識。炭治郎は珠世たちに協力することを約束し、別れる。
  炭治郎は以降の戦いで、倒した鬼の血液を採取し、珠世の猫・茶々丸を介して珠世に送ることとなる。

3. 鼓屋敷: 炭治郎は禰豆子の入る木箱を背負い、次の任地の鼓屋敷に向かう。道中、最終選別を共に
  通過した我妻善逸と再会。共に任地に向かうことに。善逸は惚れた女性に騙され、借金を負わされた
  天涯孤独の少年で、借金を肩代わりして引き取ってくれた桑島慈悟郎のもとで、雷の呼吸を学んだ。
  鎹雀を連れた善逸は雷の呼吸の壱ノ型しか取得できなかったことで自信喪失し、任務に怯えていた。
  炭治郎と善逸は鬼に攫われた清の弟・正一、妹・てる子と遭遇、彼等と共に鼓屋敷に到着する。そこは
  鬼を酔わし、血肉を食らえば強大な力を与える稀血(まれち)を持つ少年・清を巡り、鬼共が争っていた。
  炭治郎・てる子、善逸・正一は、鼓の音で空間を支配、攻撃する鬼『響凱(きょうがい)』の血鬼術で分断。
  『舌長鬼』と遭遇した善逸は極度の恐怖で昏倒後、睡眠状態で覚醒し、雷の呼吸・壱の型【霹靂一閃】で
  勝利。突如現れて、てる子を踏みつけにした猪の毛皮を纏う鬼殺隊の少年・嘴平伊之助は『肥満鬼』を
  我流の獣の呼吸で退治。炭治郎は技を駆使し響凱に辛勝する。先に外に出た善逸は、禰豆子の木箱を
  斬ろうとする伊之助から箱を死守する。聴覚に優れた善逸は箱の中身が鬼であることを知っていたが、
  炭治郎が箱(禰豆子)を「命より大切」と言っていたため、彼の友情に応える形で箱を守ったのだった。

4. 藤屋敷: 珠世から聞いた無惨の側近=十二鬼月の存在。元・十二鬼月・下弦の陸(六)の響凱を倒した
  炭治郎・善逸・伊之助は、かつて鬼殺隊に助けられ、鬼殺隊に無償で尽くす藤屋敷に身を寄せ、女主人の
  ひさという媼に世話になる。炭治郎の木箱の中身が女の子(禰豆子)であったことで、女性に目のない
  善逸は炭治郎に嫉妬して激怒するが、炭治郎の妹とわかり(鬼とは承知の上で)禰豆子に惚れてしまう。
  また伊之助は、ひさの作る天ぷらや、あたたかいもてなしに「ほわほわ(人間らしい嬉しい感情)」する。
  束の間の休息で英気を養った三剣士と禰豆子は、次の任地である那田蜘蛛山へと向かうのだった。

5. 那田蜘蛛山: 那田蜘蛛山は、蜘蛛の特徴を持つ血縁のない鬼共が、偽りの家族を構成し、縄張として
  いた。聴覚にすぐれる善逸は、那田蜘蛛山から聞こえてくる不気味な音に怖気づき、やむなく炭治郎と
  伊之助は善逸を置いて入山。そこでは鬼殺隊の先遣隊が、鬼の『母』の繰り出す糸に操られ斬りあい、
  壊滅状態であった。触覚にすぐれる伊之助は炭治郎に促され、獣の呼吸の極意で鬼の『母』の居場所を
  認識するが、『母』の操る急所である頸のない鬼に襲われ、炭治郎と協力しあい、それを撃退。伊之助の
  補佐で炭治郎が『母』を破り、『母』に山に十二鬼月がいることを聞かされる。善逸は蜘蛛の姿の『兄』に
  遭遇して恐怖で卒倒。眠ったまま覚醒して『兄』を退治するも、『兄』による蜘蛛になる毒で絶体絶命に
  陥るが鬼殺隊の蟲柱・胡蝶しのぶに救われる。伊之助は炭治郎と分断され、巨躯の『父』と対戦するが
  あわや殺されかけ、水柱・冨岡義勇に救われる。炭治郎は『姉』と『弟=累(るい)』と遭遇。十二鬼月は
  累で、他の『家族』は累の命で従わされている偽りの家族とを知る。十二鬼月・下弦の伍・累と対戦した
  炭治郎は窮地に陥るが、病死した父に学んだ【ヒノカミ神楽】、母の亡霊の呼びかけで覚醒した禰豆子の
  血鬼術【爆血】で応戦。最後は冨岡義勇に助けられる。『姉』を倒した胡蝶しのぶは、禰豆子を鬼と知って
  襲撃するが、義勇がしのぶを取り押さえ、炭治郎と禰豆子を逃がす。しかし、しのぶの継子(つぐこ)の
  栗花落カナヲが禰豆子を追い詰める。そこに鎹烏が飛来し、鬼殺隊の本部からの「炭治郎と禰豆子を
  連行するように」という命を全隊員に伝え、炭治郎と禰豆子は鬼殺隊本部に連れていかれるのだった。

6. 鬼殺隊本部: 栗花落カナヲの踵落しを食らい、昏倒した炭治郎は鬼殺隊本部で、隠(かくし=鬼殺隊と
  鬼との戦いの事後処理部隊)の後藤に起こされる。そこには鬼殺隊の最上位剣士である柱たちがいた。
  殆どの柱は「鬼である禰豆子を連れ鬼殺を行う」炭治郎の行為を「隊律違反」として処断すると言うが、
  恋柱・甘露寺蜜璃が「御館様の裁断を仰ごう」と進言。そこに現れた風柱・不死川実弥が禰豆子の箱を
  携え、日輪刀で箱ごと禰豆子を刺す。激怒した炭治郎は実弥と対峙、頭突を食らわせ、一触即発となる。
  そこに「お館様=産屋敷輝哉」が出坐し、柱たちは跪く。お館様の娘の一人が鱗滝左近次からの手紙を
  披露する。そこには「禰豆子が鬼になって以来、二年以上もの間、人を襲っていないことの事実と、もし
  禰豆子が人を襲った場合、炭治郎、鱗滝左近次、冨岡義勇が切腹する」と綴られていた。納得のゆかない
  実弥は鬼の弱点の一つである日光の当たらない座敷で禰豆子を刺し、自らをも傷つけ血を滴らせ、鬼の
  禰豆子を徴発するが、禰豆子は実弥を襲わず、人を襲わないことを証明した。炭治郎と禰豆子の存在は
  公認となり、戦いで負傷した炭治郎と禰豆子は胡蝶しのぶが引き取ることとなり、胡蝶しのぶの役宅=
  病院と道場を兼ねた「蝶屋敷」に運ばれる。去り際、お館様は炭治郎に「珠世さんによろしく」と伝える。

7. 蝶屋敷: 蝶屋敷へと運ばれた炭治郎と禰豆子は、しのぶが不在時に屋敷を切り盛りする神崎アオイに
  病室に案内され、善逸、伊之助と再会する。善逸は蜘蛛の毒により、手足が短くなっており、治療の最中。
  伊之助は元来自信家であったが、那田蜘蛛山で独力では一匹の鬼も倒せなかったことから自信を喪失。
  治療が一段落した後で、炭治郎、善逸、伊之助は、しのぶの命で、機能回復訓練を受けることになった。
  ところが、同期剣士でありながら、しのぶの継子の栗花落カナヲに太刀打ちできない。炭治郎は屋敷で
  働く三人の女の子『きよ』、『すみ』、『なほ』に、全集中の呼吸を四六時中行う(常中)ことで基礎体力が
  上がると聞き、鍛錬の末に、【全集中の呼吸・常中】を会得する。そして、しのぶに競争心を煽られる形で
  伊之助、しのぶ(女の子)の「一番応援している」という激励で善逸も、遅ればせながら会得するに至る。
  カナヲは貧困層の出身で、親の虐待の末に感情を喪失、人買いに売られ曳かれている途中、胡蝶しのぶ、
  かつて花柱であった姉・胡蝶カナエに救出され、蝶屋敷に引き取られた過去を持つ。感情のない彼女は、
  命令以外のことは、カナエに与えられた銅貨を投げて決めていた。また、しのぶは両親と、花柱であった
  姉・カナエを鬼に殺されて以来、姉の好きだった笑顔を絶やさない姿勢を続けていたが、鬼への憎悪が
  限界に達し、疲れていた。しのぶは「鬼と仲良くする」という姉の信念を炭治郎に託す。炭治郎は更なる
  努力の末、カナヲと互角に渡り合える力をつける。回復し、新たなる任務を告げられた炭治郎は、アオイ、
  カナヲ等に感謝する。アオイは、運よく最終選別には残ったが、恐怖で戦えなくなった自分は腰抜けだと
  落ち込む。炭治郎は「世話をしてくれたアオイは自分の一部なのでアオイの思いは戦場に持って行く」と
  いう。カナヲにはカナヲの銅貨を放り、「表が出たらカナヲは心のままに生きる」と言い、銅貨の表を出す。
  カナヲがどうして表を出せたのか問うと、炭治郎は「表が出るまで何度でも投げた」と優しく微笑んだ。
  しのぶの問診を受けた炭治郎は【ヒノカミ神楽】についてしのぶに尋ねるが、しのぶはその存在を知らず、
  炎柱の煉獄杏寿郎ならば何かを知っているのではと伝え、お館様に炭治郎たちの次の任地を杏寿郎と
  同じ『無限列車』にするよう進言。炭治郎は蝶屋敷の廊下で、最終選別で一緒だった不死川玄弥を見る。
  剣士として成長した炭治郎、善逸、伊之助は、きよ、すみ、なほ、冨岡義勇に見送られ、列車の駅に向かう。
  一方、無惨は累の敗北後、残りの下弦の鬼を居城・無限城に招集。上弦は百年、顔ぶれが変わらないのに
  下弦は入替りが激しいと非難、下弦の壱を残し全員を粛清。下弦の壱『魘夢(えんむ)』に指令を与える。

8. 無限列車: 炭治郎、善逸、伊之助、木箱に入った禰豆子は、乗客たちが消滅するという疑惑に包まれた
  無限列車に乗り込み、炎柱・煉獄杏寿郎と合流する。無限列車には下弦の壱・魘夢が乗り込み、車掌を操り
  全乗客を人質に取っていた。魘夢は、夢を見せて人を操る血鬼術を使う鬼であり、炭治郎、善逸、伊之助、
  杏寿郎は夢の世界に陥る。魘夢の操る車掌が切符(血鬼術を発動させる為の道具)を検札することで、
  乗客に醒めがたい夢を見せ、夢に取り込んだまま精神の核を破壊し、廃人にした上で食らおうとする。
  魘夢は人の不幸が大好きな異常性格の持ち主で、歪んだ性格を無惨に気に入られ、粛清を免れていた。
  炭治郎は失った家族と共に生きる夢を見せられ、善逸、伊之助、杏寿郎もまた、各々の醒めがたい夢に
  取り込まれていた。しかし、切符(術)を所持しない禰豆子が覚醒したことにより状況が変わる。炭治郎は
  夢そのものがギミックであるという、魘夢の血鬼術のカラクリに気付き、夢の中で自刃することで自我を
  取り戻し、目覚めることに成功。善逸、伊之助、杏寿郎もそれに倣って正気を取り戻す。魘夢は炭治郎に、
  夢と現実を逆転させ、実世界で自刃させるべく、家族に罵詈雑言を浴びせられる夢を見せるが、炭治郎は
  「俺の家族はそんなこと(罵詈雑言)は言わない」と否定。血鬼術の影響が少なかった伊之助も参戦する。
  劣勢になった魘夢は、列車と融合して急所の頸の存在をひた隠すが、禰豆子、善逸、杏寿郎に乗客全員を
  救出された上、炭治郎と伊之助の共闘により倒される。そこに上弦の参(三)・猗窩座(あかざ)が襲来する。
  杏寿郎と戦闘に入る。拳で戦う猗窩座は、戦いの最中、杏寿郎を好敵手と認め、鬼になり共に永遠に戦う
  よう呼び掛ける。杏寿郎は人の儚さも美学であると、それを拒否、己の職務を全うすると言い放ち、善戦
  するも致命傷を負う。日の出と共に逃げる猗窩座に対し、炭治郎は日輪刀を投げつけ、「煉獄さんは鬼に
  有利な闇の中で戦い、一人の死者も出さなかった。お前なんかよりずっと強い!」と絶叫する。杏寿郎は
  そんな炭治郎と、善逸、伊之助を三人を呼び寄せ、後事を三人に託し、禰豆子を鬼殺隊の一員として認め、
  父と弟、亡き母への想いを胸に息絶える。炭治郎たちはその姿に触発される。杏寿郎の戦死は鎹烏により
  柱たちに伝えられ、(かつての継子)甘露寺蜜璃は動揺するが、柱全員、上弦の鬼や無惨との戦いに向け、
  気を引き締める。炭治郎は重傷ながら煉獄邸に赴き父・槇寿郎(元・炎柱)、弟・千寿郎にお悔やみを述べる。
  槇寿郎は死んだ杏寿郎を罵倒し、炭治郎と喧嘩になる。千寿郎は炭治郎に兄の形見の日輪刀の鍔を託し、
  父に「お体を大切に」という杏寿郎の遺言を伝える。槇寿郎はそれを聞き涙し、元・炎柱の矜持を取り戻す。

(2). 鬼殺隊VS上弦の鬼編

9. 吉原遊郭: 無限列車の任務から四か月後、炭治郎等が療養する蝶屋敷に、元忍である音柱・宇髄天元が
  現れ、神崎アオイ、高田なほを連れ去ろうとする。アオイに助けを求められたカナヲは、最初こそは銅貨に
  頼ろうとするが、必死にアオイとなほの服を掴んで彼女等を助けようとする(カナヲの心の成長の一端)。
  実は吉原遊郭に鬼が棲みついているという情報の裏付の為、天元は三人のくノ一の嫁『雛鶴』、『まきを』、
  『須磨』を送り込んだものの、定期連絡が途絶えたことに異変を感じ、潜入捜査を行おうとしていたと知る。
  天元によって女装させられた炭治郎(炭子)、善逸(善子)、伊之助(猪子)は、吉原遊郭に赴く。吉原では、
  “ときと屋”に泣き虫の須磨、“荻本屋”に気丈なまきを、“京極屋”に人情に篤い雛鶴が潜入していたが、蕨姫
  花魁として吉原に百年以上棲みついていた上弦の陸『堕姫』に察知され、須磨とまきをは堕姫の血鬼術の
  帯に絡めとられて食糧貯蔵庫に監禁。異常を感知した雛鶴は忍の心得で服毒し、病を装って脱出しようと
  したが、堕姫に怪しまれ、進退窮まっていた。天元によって、炭治郎は“ときと屋”、善逸は“京極屋”、伊之助は
  “荻本屋”に潜入。炭治郎が潜入した“ときと屋”では、鯉夏花魁が炭治郎を庇ってくれるが、身請けの前夜に
  堕姫に怪しまれ、帯に捕まる。堕姫の潜伏する京極屋では、堕姫の正体に気づいた女将が数日前に転落死
  していた。善逸は禿を虐待する堕姫を詰って正体を看破され、帯に捕まる。やがて伊之助が食糧貯蔵庫を
  発見し、帯の中のまきを、須磨、善逸や遊女等を救出。上弦並に鬼化が進んだ禰豆子の活躍で堕姫を追い
  詰め、天元が堕姫の頸を斬るが、堕姫の体内から堕姫の兄・妓夫太郎が出現する。上弦の陸とは兄と妹で
  一体であった。劣勢となる炭治郎、善逸、伊之助、天元。しかし、天元に解毒され参戦した雛鶴の協力もあり、
  兄妹同時に頸を斬れば倒せると察知した天元の戦いの譜面にて逆転、遂に百三十年ぶりに上弦を討伐する。
  鬼の毒で瀕死となった天元を禰豆子の血鬼術【爆血】が救い、片目片腕を失った天元は潔く柱を引退する。

10. 刀鍛冶の里: 幾多の戦闘で疲弊した日輪刀を打ち直して貰う為、刀鍛冶の里を訪れた炭治郎。炭治郎は、
  刀匠・鋼鐡塚蛍が、度々日輪刀を駄目にする炭治郎に呆れ、二度と刀を打たないと宣言したので、直談判に
  赴いたのだ。炭治郎は里で霞柱・時透無一郎、恋柱・甘露寺蜜璃、同期剣士で風柱・不死川実弥の弟である
  不死川玄弥と再会する。無一郎の一家は杣人であったが、病気で母を亡くし、母の薬草を嵐の中に取りに
  行った父も事故で亡くなった。柱の中興の祖とも言える、始まりの呼吸の剣士の血筋である時透無一郎と、
  双子の兄の有一郎は、産屋敷あまね(お館様のご内儀)により鬼殺隊に幾度も勧誘されるが、兄・有一郎が
  頑なに拒否していた。そんなある日、時透兄弟の家を鬼が襲い、兄が殺された。兄は無一郎に厳しく接して
  いたが、実は無一郎を守ろうとしていたと知り、衝撃のあまり記憶障害となったまま鬼殺隊に入隊していた。
  甘露寺蜜璃は見た目からは想像できない、常人の八倍の筋力を持つ人物で、怪力、桃色と黄緑色の毛髪と
  いう異様な姿、尋常ではない食欲を持つ為にお見合いを断られたことで、添い遂げる殿方と、自分自身の
  居場所を見つける為に鬼殺隊に入隊したという。玄弥はかつて女手ひとつで兄弟姉妹を育ててくれた母が
  鬼にされ、兄弟姉妹を殺した際、に残った玄弥を守る為に兄の実弥が母を退治した現場を見て「人殺し」と
  詰ってしまったことを後悔し、兄に謝罪して和解する為に入隊した事が語られる。一方、刀鍛冶の里の少年・
  小鉄は絡繰技師として、戦国時代の伝説の鬼狩りを模した絡繰人形【縁壱零式】を整備し、炭治郎の稽古に
  協力する。実は、伝説の鬼狩りこそ、【ヒノカミ神楽】の原型となった【日の呼吸】の遣い手であり、炭治郎が
  亡父から受け継いだ【日の模様の耳飾り】とヒノカミ神楽を竈門家に伝えた人物であることが後に判明する。
  そこへ上弦の肆・半天狗と上弦の伍・玉壺が襲来。玉壺は刀鍛冶を襲い、記憶障害に喘ぐ無一郎を血鬼術に
  幽閉、炭治郎の稽古中に故障した縁壱零式から出た戦国時代の名刀を砥ぐ鋼鐡塚に傷を負わせるものの、
  構わずに砥ぎ続ける鋼鐡塚に圧倒された上、記憶を取り戻し、痣が発生した無一郎に撃破される。半天狗は、
  炭治郎、禰豆子、玄弥と対峙。分身術と血鬼術で圧倒するが、危機一髪のところで恋柱・甘露寺蜜璃が参戦、
  最強の分身・憎珀天を出現させる。憎珀天を本体と誤認した蜜璃は血鬼術の直撃を受け、走馬灯を見るが、
  炭治郎、禰豆子、玄弥に助けられ柱としての資質不足を恥じて涙するも、怒りを爆発させ、強大な血鬼術を
  斬り伏せる。蜜璃が憎珀天と戦う間、炭治郎、禰豆子、玄弥は半天狗の本体を発見。刀を半天狗に投げつけ
  丸腰だった炭治郎に、玉壺を倒した無一郎が、鋼鐡塚から砥ぎかけの名刀を奪って投げて渡す。日の出の
  激闘の最中、禰豆子は朝日を浴びてしまい、炭治郎は禰豆子を守るか、半天狗討伐かを迷うが、禰豆子に
  蹴とばされる形で半天狗の本体へと向かい、討伐。禰豆子は消滅せず、日の光を克服する。それと同時に
  簡単な言葉を喋れるようになり、一同は狂喜。この戦いで炭治郎は、無一郎と蜜璃の矜持と覚悟を心に刻む。
 
11. 柱稽古: 上弦との戦いで、伝説の鬼狩りたちに現れた痣が出現した炭治郎と無一郎、蜜璃。柱合会議で
  病が進行して寝たきりとなったお館様に代わり鬼殺隊本部を取り仕切る産屋敷あまね(ご内儀)によって
  痣の秘密が語られる。痣の出現した状況を問われる二人の柱。蜜璃は抽象的な表現しかできず、無一郎が
  冷静に痣の発生した状況を語る。柱の中軸で岩柱の悲鳴嶼行冥の提案で、柱稽古(柱が下の階級の隊士に
  稽古をつけることで隊士たちの資質向上をはかり、同時に柱は痣の発生を目指す為の稽古)を行うことを
  提案。しかし水柱・冨岡義勇は柱稽古を拒否。柱合会議(鬼殺隊の状態を共有し、鬼の情報を交換する為の
  会議)の場を退出してしまう。そうして始まった柱稽古で炭治郎たちは元音柱・宇随天元に基礎体力、霞柱・
  時透無一郎に剣技、恋柱・甘露寺蜜璃に柔軟訓練、蛇柱・伊黒小芭内に太刀筋矯正、風柱・不死川実弥に実戦  
  (風柱との稽古では実弥と弟・玄弥の口論に巻き込まれる形で炭治郎も風柱稽古を禁止じられてしまう)、
  岩柱・悲鳴嶼行冥に筋力強化の稽古をつけてもらい、鍛錬の積み重ねで更なる実力をつけてゆく。そんな折、
  岩柱のもとで稽古していた善逸に手紙が届く。何かにふっきれた善逸のただならぬ様子を見て炭治郎は
  心配する。善逸は「やるべきことが見つかっただけだ」といつになく厳しい表情と態度を見せつつ炭治郎を
  も励ます。お館様から「水柱の心を開いてほしいと」頼まれた炭治郎は、冨岡義勇から「実は最終選別の際、
  同期の錆兔に助けられ、鬼を一匹も倒さずに突破した」と聞かされる。その年の最終選別では錆兔ひとりが
  落命したが、錆兔によって他の鬼が倒された為、運よく最終選別を通り、その後は修行を重ね水柱となった
  ものの、自分には他の八人の柱と肩を並べる資格がないというのだ。義勇は炭治郎に、水柱にれと奮起を
  促すが、逆に炭治郎は義勇に、錆兔から受け継いだものはないか問う。その言葉により意識を取り戻した
  義勇は柱稽古を行うことを決意する。もう一人、蟲柱・胡蝶しのぶは、柱稽古に参加せず、継子のカナヲに
  姉・胡蝶カナエを殺した鬼の倒し方を伝授。漸く人の心を取り戻したカナヲは驚くべき計画を知るのだった。
  いつになく厳しい態度の師・しのぶを前にカナヲは動揺、必死に自分の考えを述べ、しのぶの壮絶な決意を
  覆そうとする(カナヲの心の成長の一端)のだが、蟲柱・胡蝶しのぶの決意は少しも揺らぐことがなかった。

12. 鬼舞辻襲来: 鬼殺隊本部=産屋敷邸に突如現れた無惨。倒しても倒しても掛ってくる鬼殺隊の殲滅を
  決意した無惨は、鬼殺隊の頭目であるお館様・産屋敷輝哉を倒すという。しかしお館様は、産屋敷一族と
  無惨が同族であると明かし、鬼の命は永遠だが人の想いも永遠であると語り、妻あまね・二人の娘と共に
  無惨を巻き込み爆死する。実は無惨襲来はお館様が仕組んだ罠で、無惨は居合わせた珠世により、彼女が
  開発した四種の薬を打ち込まれてしまう。更には産屋敷家の危機に、柱を中心とした鬼殺隊が集結。珠世は
  無惨に吸収されるが、既に愈史郎が鬼殺隊に協力しており、追い詰められた無惨は居城に戦いの場を移す。

(3). 無限城・最終決戦そして

13. 無限城(その1) 胡蝶しのぶ VS 童磨
  鬼の祖・鬼舞辻無惨の居城・無限城。そこは新たに上弦の肆となった鬼『鳴女』のかき鳴らす琵琶の音色に
  よって方向や部屋の位置が変化する空間であった。胡蝶しのぶは、姉を殺した上弦の弐『童磨』と対峙する。
  身体が小柄で手足が短く、体重の軽いしのぶは日輪刀で鬼の頸を斬ることができず、鬼の嫌う藤の花から
  作った毒で鬼を殺すという技術で柱になった人物である。那田蜘蛛山で蜘蛛の姉を倒したしのぶの毒も、
  童磨にはきかず、逆に肩先から肋骨まで斬られ、倒れてしまう。自分の体格や膂力の弱さに泣くしのぶを、
  姉・カナエの亡霊が厳しく激励する。しのぶは瀕死ながら奥義を出すが童磨には敵わず、駆けつけた継子・
  カナヲに指文字で童磨の秘密を伝えるも全身の骨を砕かれて死亡、蝶の髪飾り一つを残して吸収される。
  しのぶの戦死は鎹烏によって、新しくお館様になった産屋敷輝利哉と妹二人、鬼殺隊全員に伝えられる。

14. 無限城(その2) 我妻善逸 VS 獪岳
  善逸は自分を引き取ってくれた元鳴柱の桑島慈悟郎のもとで、兄弟子・獪岳と共に修行していた。獪岳は、
  雷の呼吸の壱ノ型しか使えない善逸を蔑み、事あるごとに苛めていた。しかし善逸は獪岳を慕い、その背を
  獪岳は、雷の呼吸をほぼ会得しながら、壱ノ型だけは取得することができなかった。孤児の獪岳は、幼少の
  頃、僧侶であった現岩柱・悲鳴嶼行冥の寺で世話になっていたが、寺の金を盗んだことを他の孤児たちに
  知られ、追い出された際に鬼に遭遇。行冥と他の子供たちを犠牲に自分だけ助かろうとした過去があった。
  その後、鬼殺隊士となった獪岳であったが、上弦の壱に遭遇、自分が助かる為に鬼となっていた。二人の師・
  桑島慈悟郎は責任をとり、介錯を付けずに切腹した。岩柱の修行中に手紙でそれを知った善逸は、師の仇・
  獪岳を自分の手で討ち取ろうと決意していた。血鬼術と雷の呼吸で攻撃を仕掛けてくる新上弦の陸・獪岳。
  善逸は怒りを糧に自我を覚醒させたまま戦い、努力で編み出した雷の呼吸・漆ノ型『火雷神』で獪岳を葬る。
  力尽きて落下する善逸を助けた愈史郎は、獪岳が鬼としての経験が浅かったので勝てた、一年後であれば
  返り討ちに逢っていただろうと語る。善逸は意識混濁の中、師の影に「お前は儂の誇りじゃ」と言われ、泣く。

15. 無限城(その3) 竈門炭治郎&冨岡義勇 VS 猗窩座
  炭治郎は冨岡義勇と共に上弦の参であり、煉獄杏寿郎を倒した猗窩座と遭遇。猗窩座は青年の姿をしては
  いるが、江戸時代に鬼となった古参の鬼。人間『狛治』であった頃、病身の父を救う為、薬を買う金欲しさに
  盗みを繰り返していた人物で、猗窩座の体の縞模様は、江戸時代での泥棒に対する刑罰のひとつであった
  入墨を髣髴とさせるものであった。奉行所に捕らわれた狛治を恥じて父親は縊死。失意の狛治は奉行所に
  江戸処払いに処される。貧乏を恨み、荒れる狛治に手を差し伸べたのは、素手で戦う武術『素流』の道場を
  営む慶蔵で、慶蔵は狛治の過去を知った上で自分の娘で病床につく恋雪の世話を命じた。狛治は献身的に
  恋雪の世話をし、恋雪に生きる希望を与えるに到る。慶蔵は狛治を恋雪の婿にと望むほど可愛がったが、
  恋雪に横恋慕した隣の剣術道場の息子によって、道場の井戸に毒を入れられ、慶蔵と恋雪は命を落とす。
  狛治は逆上し、隣の剣術道場の六十七人を惨殺して出奔、彷徨っているうちに無惨に誘われ鬼となった。
  猗窩座は拳で炭治郎と義勇を圧倒するが、激闘の末、痣の発生した義勇と、炭治郎が会得した『透き通る
  闘気』が逆に猗窩座を追い詰め、猗窩座の頸が落とされる。猗窩座は頸を再生して尚も戦おうとするも、
  人間であった頃の記憶がよみがえり、既に強くなる意義を失っていたことに気づき、再生を諦め、自害する。
  今際の際、亡霊となった恋雪が猗窩座に戦いを止めるよう語り掛け、猗窩座は人の心を取り戻し、号泣する。
  上弦の参・猗窩座の敗北と死は、上弦の壱である『黒死牟(こくしぼう)』と上弦の弐である『童磨』に伝わる。

16. 無限城(その4) 嘴平伊之助&栗花落カナヲ VS 童磨
  カナヲは、童磨の血鬼術に翻弄され日輪刀を奪われ、窮地に陥るが、伊之助が参戦。予測不能な二刀流の
  剣技で童磨に斬りかかった伊之助は、カナヲの日輪刀を取り戻すが、猪の被り物を奪われてしまう。さらに
  伊之助の面差しから、自分が営む宗教団体「万世極楽教」でかつて側に置いていた女・琴葉が伊之助の母と
  気づき、伊之助と母を蔑み、嗤う。伊之助の母は、童磨が信者の女性を喰らっている場面を見て童磨を詰り、
  逃げ出したものの、追いつかれ、伊之助をおくるみに包んで褌に姓名を記して崖から落とし、助けたという。
  童磨が記憶していた琴葉の歌う「指切りの歌」。伊之助はその歌をしのぶが歌ったことで、しのぶを親族と
  思っていたのだが、童磨がその歌を歌い、語ったことで亡き母の記憶がよみがえり、激しく童磨を憎悪する。
  伊之助は、胡蝶姉妹を殺されて童磨を憎悪するカナヲと共闘するが、童磨の血鬼術に翻弄される。しかし、
  鬼側の劣勢にその場を退出しようとした童磨の顔が崩れ始める。実はしのぶは自分の体内に貯め込んだ
  鬼にとっての致死量の70倍もの藤の花の毒を、自らを吸収させることで童磨に盛っていたのだ。すかさず
  視覚にすぐれたカナヲが花の呼吸の最終奥義『彼岸朱眼』で童磨の攻撃を躱し、頸に日輪刀を打ち込むが、
  手が凍てつき、刃が通らない。そこに伊之助が二振りの日輪刀をカナヲの日輪刀に飛ばし、押し込むことで
  童磨の頸を斬ることに成功する。かつて感情を失っていたカナヲは、カナエの死に涙を流せなかったことを
  悔いていたが、母を慕い泣く伊之助に共鳴、胡蝶姉妹を慕って泣く。しのぶの命で仲間を大切にしたカナヲ。
  それに報いるように現れた伊之助。共通の仇敵である童磨を討伐した二人は、手を携えて次の戦いに進む。
  憔悴した伊之助に肩を貸して歩くカナヲ。二人の姿は真に伊之助とカナヲの人としての成長の姿であった。

17. 無限城(その5) 不死川実弥・玄弥兄弟+時透無一郎+悲鳴嶼行冥 VS 黒死牟
  無限城の大広間。そこでは不死川玄弥、霞柱・時透無一郎が上弦の壱『黒死牟』と戦っていた。膂力不足で
  剣術が不得手な玄弥は日輪刀の他、銃と、鬼を食うことで一時的に鬼の能力を引き出す特異体質を利用し、
  戦っていた。黒死牟の回想により、かつて【ヒノカミ神楽】の源流である【日の呼吸】の遣い手で、戦国時代の
  伝説の鬼狩りが、黒死牟(人間であったときの姓名は継国厳勝=つぎくにみちかつ)の双子の弟・継国縁壱
  (つぎくによりいち)であることが判る。双子が忌まれる時代、脆弱とみられた縁壱は父親に殺されそうに
  なるが、実際は驚くべき剣の達人であることが判明する。弟に対し優越感を持ち、慈しんでいた厳勝の心は
  踏みにじられ、縁壱に嫉妬し、いつしか縁壱を超えることが生き甲斐となる。縁壱は兄を気遣い、出奔する。
  鬼殺隊に入った厳勝は危機に陥った際に成長した縁壱に助けられ、その後、無惨に出会い、縁壱に勝つ為に
  鬼=黒死牟となる。六十年後、黒死牟と年老いた縁壱が対峙。老いさらばえた弟相手に劣勢になる黒死牟。
  同じく鬼殺隊に入り呼吸法を伝授し、無惨をあと一歩まで追い詰め、珠世を救い、炭治郎や禰豆子の先祖に
  日の呼吸=ヒノカミ神楽と日の耳飾りを伝授した縁壱に、ついに勝てなかった黒死牟は、時透無一郎が己の
  子孫だと知る。劣勢になった無一郎と玄弥のもとに、風柱・不死川実弥が加勢。玄弥は兄に謝罪し、兄は彼を
  弟だと認める。しかし力の差は歴然で、岩柱・悲鳴嶼行冥の参戦があっても戦果が上がらなかった。玄弥は、
  黒死牟の髪と刀(黒死牟の体の一部)を食らって寄生植物の血鬼術を発動させ、無一郎は日輪刀を【赫刀】に
  変え、黒死牟に負荷を与える。赫刀には鬼の回復を弱める力がある。しかし、玄弥と無一郎は黒死牟により
  両断されてしまう。激闘の末に、実弥と行冥にも痣が出現、遂に黒死牟の頸を落とす。黒死牟は異形と化して
  頸を再生するも、武士とかけ離れた自分の姿に衝撃を受け、再生を止めて死を選ぶ。縁壱になりたかったと
  いうことに気づき、灰燼と化す。無一郎はあの世で兄と再会、自分の短い生涯が幸せだったと語り、兄弟の
  気持ちが一つになる。玄弥は今際の際に兄に感謝の気持ちを伝え、兄がこの世でいちばん優しい人間だと
  知っていたことを語り、実弥はそんな弟の想いに触れ、鬼のように崩れてゆく玄弥を抱きしめて、号泣する。
   
18. 無限城(その6) 伊黒小芭内+甘露寺蜜璃+愈史郎 VS 鳴女+鬼舞辻無惨
  無限城を支配する鳴女の血鬼術に翻弄される二人の柱―蛇柱・伊黒小芭内と恋柱・甘露寺蜜璃。愈史郎は
  窮地に陥った蜜璃を救い、鬼であることを打ち明けた上で無惨攻略の秘策の為、蜜璃に協力を依頼する。
  蜜璃が攪乱したことで鳴女は判断を狂わせ、愈史郎は鳴女の頭を乗っ取り、逆に支配することに成功する。
  産屋敷邸で重傷を負った無惨は、無限城に作りだした繭に籠って回復を待つ。新たに鬼殺隊のお館様と
  なった輝利哉は、もともと五つ子であったが二人の姉を爆発で失い、生き残った妹・くいな、かなたと共に
  元炎柱・煉獄槇寿郎、元音柱・宇随天元と妻の雛鶴・まきを・須磨に支えられ、愈史郎の目くらましの血鬼術で
  無限城の鬼殺隊と連携を取り、その指揮を執っていた。愈史郎の撒く【目の札】は、敵の目を眩ますと同時に
  味方同士で状況を共有できるものであった。しかし無惨が復活。繭に近づいていた隊士たちを次々と討ち
  取ってゆく。珠世の薬で思うように動けない無惨は珠世を葬り去る。敬愛する珠世を殺された愈史郎は激怒、
  無惨を夜明けの迫る地上にたたき出すことを誓う。無惨は、鳴女が愈史郎に支配されたことを知り、鳴女を
  殺すが、無限城が崩壊し、無惨は生き残った鬼殺隊ともどもビルの建ち並ぶ都会の地上にたたき出される。
  一方、鬼殺隊司令部(所在不明)に預けられ、鱗滝左近次に看病され眠っていた禰豆子は、亡き父の亡霊に
  「起きろ禰豆子。炭治郎が危ない」と言われて目覚めると、司令部を飛び出し、鱗滝左近次を振り切りきる。
  槇寿郎、天元、くいな、かなたが追跡の是非を問うが、父の声を聴いたお館様は、禰豆子の意志に委ねる。

19. 最終決戦: 竈門炭治郎+我妻善逸+嘴平伊之助+栗花落カナヲ+愈史郎と茶々丸+村田等隊士+隠
       +伊黒小芭内+甘露寺蜜璃+不死川実弥+悲鳴嶼行冥+冨岡義勇 VS 鬼舞辻無惨
  鬼を人に戻す薬、老化する薬、細胞分裂(無惨は分裂して生き残った過去がある)阻止、細胞破壊の四つの
  薬を打ち込まれた無惨は、なおも圧倒的な力で残った鬼殺隊を圧倒。小芭内、蜜璃、そして黒死牟を倒し
  合流した行冥、実弥は、其々の能力を駆使して無惨に斬りかかるが、蜜璃は頭部・左腕・腹部に反撃を受けて
  戦線を離脱するも凄まじい戦意を見せる。蜜璃を隠に託した小芭内は、蜜璃の戦意に応えるべく戦線復帰
  する。炭治郎は無惨との戦いで、十三の【ヒノカミ神楽】の型を十二までしか知らないことに焦るが、戦いの
  中で十二の型を順に行うことで環状攻撃、すなわち十三番目の型になることを悟る。しかし、隙を衝かれた
  炭治郎は無惨に無惨自身の血を注入され、絶体絶命の危機に陥り、共闘する義勇もまた、弾き飛ばされる。
  無惨の波状攻撃は凄まじく、愈史郎の目くらましを利用して無惨に攻撃を加えていた善逸、伊之助も、他の
  柱と共に吹き飛ばされ、カナヲも腹部を斬られて、立つことができなくなる。カナヲに襲い掛かろうとする
  無惨。その時、愈史郎、那田蜘蛛山で共闘した先輩隊士の村田等の介抱で復活した炭治郎がカナヲを救う。
  愈史郎は猫の茶々丸(最終決戦の前に珠世によって鬼になった猫)を使って無惨の血を注がれた鬼殺隊に
  血清を打ち込んでいく。無一郎の話を思い出した小芭内は自力で痣と赫刀を出現させ、実弥と行冥もまた、
  互いの武器を交差させて赫刀を出現させる。衰えながらも圧倒的な力を見せつける鬼舞辻無惨に対峙する
  鬼殺隊。視力を失った小芭内は相棒である蛇の鏑丸に無惨の攻撃を読ませ、その隙を衝いて攻撃をかける。
  そして炭治郎から愈史郎の【目の札】を受け取り、鏑丸と視界を共有した小芭内は、炭治郎を信じて共闘を
  促す。夜明け前、鬼殺隊の執拗な攻撃に≪脅威を感じた≫無惨は、攻撃をやめて逃げ出す。刀を握れる者
  全員が無惨を逃がすまじと刃を振るう。あれほど鬼を恐れていた善逸も自我のまま奥義を連発、伊之助も
  傷ついて死んでいった仲間に涙しながら刃を振るう。炭治郎は無惨の体を壁に縫い付けるが、劣勢となる。
  「もういい加減にしてよ!馬鹿ぁ!」致命傷を負い、戦線を離脱していた蜜璃が無惨の左腕を引きちぎる。
  蜜璃の反撃に≪恐怖した≫無惨は異形と化して炭治郎を襲うが、小芭内が楯となり、炭治郎の刀に義勇が
  片腕を添え、赫刀を出現させる。再生速度が速く、刀で倒せない無惨の唯一の弱点は日光。無惨はなりふり
  構わず巨大な赤子の姿で逃亡をはかるが、お館様の指揮のもと、隠が自動車で襲い掛かり、最後は行冥の
  鎖で引き倒される。日の光に焼かれ、崩れる無惨。千年以上繰り広げられた鬼殺隊と鬼の戦いは遂に集結。
  しかし、力尽きた行冥は亡き教え子たちに連れられ昇天。鬼の生贄として生まれた小芭内と、見合い相手に
  存在を否定された蜜璃は、居場所を与えてくれた鬼殺隊の職務を全うし、来生での再会を期して亡くなる。

20. おにいちゃん: 竈門禰豆子は珠世の、鬼を人間に戻す薬によって全ての記憶を取り戻し、人間に戻った。
  しかし、辿り着いた戦場で見たのは、戦い、力尽きた兄の変わり果てた姿だった。傍らでは、片腕を失った
  恩ある冨岡義勇が悲嘆にくれていた。しかし、無惨は死の間際、鬼殺隊を殲滅するという自分の思いを、
  炭治郎にすべての血を注ぐことで託していた。鬼として目覚める炭治郎。日の光も克服し、赫刀をもって
  しても倒すことのできない炭治郎。「道を間違えたら互いを止める」という約束を果たすべく、伊之助が
  炭治郎に立ち向かうが、優しかった炭治郎を思い出し、刃を振り下ろすことができない。義勇も、日の光の
  もとに出られない鬼の愈史郎も、なすすべがない。暴走する炭治郎を止めようとしたのは禰豆子であった。
  禰豆子は炭治郎に苦労をかけたことを詫び、炭治郎の不遇を哀れみ、涙ながらに全力で止めようとする。
  そんな禰豆子を炭治郎が噛む。一同が絶望するところに重傷のはずのカナヲが歩み寄る。しのぶが開発し、
  一つだけ残った藤の花から作った鬼を人間に戻す薬。カナヲは先の彼岸朱眼で片目を失明していたが、
  残った目で彼岸朱眼を放ち、炭治郎の攻撃を掻い潜って薬を打ち込む。炭治郎は自我と鬼化の間で葛藤、
  亡くなった多くの仲間に支えられるように現世に復帰。無惨の思いは打ち砕かれ、一人で取り残される。
  生き残った義勇と実弥は、最後の柱合会議に於いて、鬼殺隊の解散を告げられ、お館様に篤く労われる。
  思想の違いから行き互いになっていた二人は、初めて微笑みあう。しのぶ亡き後、アオイの切り盛りする
  蝶屋敷では、炭治郎が目を覚まし、人間・禰豆子と再会。愈史郎によって、最初に噛んだ相手が、鬼になって
  人間に戻ったことで無惨の血に抗体を持つ禰豆子であったことが幸いし、しのぶの薬がそれに作用した
  ことが語られる。人間に戻った禰豆子を善逸がますます好きになったことは言うまでもない。刀鍛冶の里の
  人たち、隠の人たち、煉獄槇寿郎・千寿郎父子、宇随天元と雛鶴・まきを・須磨等が炭治郎等を見舞い、労う。
  炭治郎は、自分を助けてくれたカナヲに寄り添い、鏑丸を貰ったカナヲの優しさに触れる。禰豆子は実弥と
  再会。実弥は禰豆子に今までの非礼を詫び、「寝るのが好き」と明るく笑う禰豆子に、亡き弟の姿を重ね、
  優しく微笑み、頭をなでる。伊之助はそんな騒ぎの中、厨房に向かい、こっそり盗み食いするもアオイに
  発見される。しかしアオイはそんな伊之助のために、お盆に彼だけが食べてよい食事を用意していたのだ。
  ほわほわしながら食べる伊之助。回復した炭治郎・善逸・伊之助は、命を落とした仲間の墓参を済ませ、義勇、
  鱗滝左近次に別れを告げ、三郎じいさんたちの待つ炭治郎・禰豆子の生まれ故郷へと去ってゆく。(おわり)

21. 後日譚: 
  無惨や鬼との戦いで命を落とした柱達は、生き残った人々の子孫が暮らしている現在、鬼のいない世界で
  転生という形で生きています。オバミツ夫婦(小芭内と蜜璃)は白蛇の置物のあるメガ盛りの定食屋を経営。
  行冥は幼稚園の先生。しのぶとカナエは同じ女子高に通学。無一郎と有一郎は再び双子の赤ちゃんとして。
  煉獄杏寿郎は弟・千寿郎の子孫に転生したのかも。天元と三人の嫁のうちの誰かとの子孫は体操選手に。
  実弥の子孫は警察官となり、玄弥によく似た後輩とバディを組み活躍。義勇の子孫は錆兔と真菰の転生と
  おぼしき子供達と同じ小学校に通っているようです。永遠の命を授かった愈史郎は、珠世の絵を描く画家に。
  当時から生き続けている産屋敷輝利哉は、日本最高長寿を保っています。炭治郎とカナヲ、善逸と禰豆子、
  伊之助とアオイはそれぞれ結婚し、その子孫たちは現在、鬼のいない世界で平和に暮らしているのです。
   
  人が生まれてこのかた出会ってきた幾多のおとぎばなし、寓話、歴史等を思い出させるエピソードの数々。
  勧善懲悪だけでは語ることのできない筋立てや、人間だけではなく、討伐される鬼の生きざまや言い分。
  作者が決して全てを語ろうとはせず、読者がそれぞれ思い描く登場人物・鬼の設定や、その行動の背景。
  主人公達(炭治郎、善逸、伊之助、カナヲ)が戦いの中で仲間と連携、人間として大きく成長してゆく過程。
  成長してゆくことによって、目の前に立ちはだかる大きな壁を乗り越えてゆくという、魅力溢れる展開・・・
  『鬼滅の刃』が老若男女に受け入れられ、愛される理由はこうした一つ一つの積み重なりなのかもしれません。
  登場人物の描写もまた魅力の一つであり、登場人物の誰一人として、設定がおろそかにされてはいません。
  炭治郎と禰豆子、不死川実弥と玄弥、時透無一郎と有一郎、煉獄杏寿郎と千寿郎、黒死牟・厳勝と継国縁壱、
  胡蝶しのぶとカナエ、産屋敷輝利哉とくいな・かなた・・・ この物語は様々な兄弟姉妹の姿をも描きます。

  様々な人との出会い、試練、戦いの中で得た経験・知識、父祖から引き継いだ物を自分の糧にした竈門炭治郎
  自分の才を過小評価し、鬼共に慄きながらも苦手な努力を積み重ね、才能そして人格を鍛え抜いた我妻善逸
  人ならざる存在から、自分が受けた優しさと仲間との連携を通じ、誰より仲間を気遣う人となった嘴平伊之助
  感情を失って、命令のままに刃を振るう日々から、自分の意思で仲間と助け合うまでに成長した栗花落カナヲ
  鬼殺隊としての資質に欠けることを知りながら、兄に謝罪をする為に努力、死の間際に夢を叶えた不死川玄弥
  資質に欠ける自分が柱になったことを恥じ、他の柱と距離を置いた日々から脱却し、勝利に貢献した冨岡義勇
  姉の遺言を守って鬼への憎悪をひた隠し、勤めて明るく振舞い、カナヲ、アオイ、炭治郎達を導いた胡蝶しのぶ
  代々炎柱を勤める家に生まれ、豪放磊落な性格で、凄まじいほどの責任感と生き様を見せて散った煉獄杏寿郎
  元忍の経験を活かし、三人の嫁(雛鶴、まきを、須磨)と連携し、人の命を重んじ、後輩を気遣って戦った宇随天元
  精神的に不安定な状態で凄まじいほどの剣の才能を発揮し、覚醒後は仲間を気遣い、大勢を守った時透無一郎
  昼行燈・お調子者・天然・ドジっ子ながら、自分の居場所・鬼殺隊に誇りを持ち、凄まじい覚悟を見せた甘露寺蜜璃
  生贄として育ち、逃亡したことを詰られ、人間不信となるも蜜璃、炭治郎達と出会い、彼等を導いた伊黒小芭内
  粗暴な外見や言動の内側に誰よりも篤くて優しい本性を秘め、柱の任務を遂行し、責任を果たした不死川実弥
  盲目という負い目をものともせず、鬼殺隊・柱の第一人者として君臨、幾多の隊士の支えとなった悲鳴嶼行冥
  鬼となりながら鱗滝左近次の暗示(いいつけ)を守り、鬼殺隊の一員となり、鬼として、人として成長した禰豆子

  コロナ禍の2020年、伝染病の脅威、低迷する経済という不安な世情の中で、人々に元気を与えた鬼滅の刃
  私たちはこの物語から『何か』を感じ取ったはず。この作品は生まれるべくして生まれたのかもしれません。
  2021年、そしてそれ以降が、鬼のいない平和な世界になるよう、頑張らなくてはなりません。 猪突猛進!

  (表記)
  作中での竈門禰豆子の禰は、正しくは【ネ】+【爾】となります。
  作中での煉獄杏寿郎の煉は、正しくは【火】+【東】となります。





『鬼滅の刃』ゆかりの地めぐり

第七回
  竈門炭治郎と禰豆子の誕生地とその周辺



■必ず、お電話またはメールでお申し込み下さい■


◎集 合: 2021年07月14日(水) ⇒ 11月06日(土) 08:50

◎代 金: お一人様 大人18,700円 / 小人9,350円

◎経 路: スタート地点からゴール地点まで、バスと徒歩で移動

◎コース: 西武秩父線・西武秩父駅・・・(1泊2日山登り)・・・JR青梅線・奥多摩駅(2日間)

◎宿 泊: 当プログラムは1泊2日コースです。

◎食 事: 1日目の昼食(おにぎりセット)、夕食(山小屋)、2日目の朝食(山小屋)、昼食(山小屋のお弁当)


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<01日目>2021(令和3)年07月14日(水) ⇒ 11月06日(土)
■行程: 西部秩父線・西武秩父駅→西武バス・三峯神社・・・(観光)・・・雲取山荘
     ご自身で西部秩父線・西部秩父駅にお越し下さい。
     スケジュールは予告なく変更になる場合もあります)
 
 ★集合日時: 2021年07月14日(水)08:50
       (池袋発07:30〜西武秩父着08:50の西武特急ちちぶ5号がおすすめ)
 ★集合場所: 西部秩父線・西武秩父駅の改札口
        【パームツアーセンターの看板】と【竈門炭治郎のグッズ】を持って立っています。

※スタート地点: 西部秩父線・西武秩父駅 改札口を出た場所

7月14日  竈門炭治郎と禰豆子の出生地めぐり
★西部秩父線・西武秩父駅 改札口から西武バスの西武秩父駅停留所へ(徒歩)
 *移動: 西武バスで三峯神社へ。
   西武バス 西武秩父駅   09:10→三峯神社    10:25

   ↓

 三峯神社(拝観)
  ・祭神: @主祭神: 伊弉諾尊/伊弉册尊 A配祀神: 天之御中主神/高御産巣日神/神産巣日神
  ・社格: 旧県社/別表神社
  ・創建: 景行天皇年間
  ・札所: 秩父三社
  ・例祭: 4月8日
  ・神事: 筒粥神事(1月15日)/節分追儺祭(ごもっともさま。2月3日)
  ・備考: 伝承によると、景行天皇の御代、日本武尊が東征中、碓氷峠への道中、当社のある山に登り、

      伊弉諾尊と伊弉册尊の国造を偲んで創建したという。その後、景行天皇が東国を巡行された
      際に、白岩山、妙法ヶ岳、雲取山を賞でて、『三峯宮』という社号を授けたと伝わる。時代が下り、
      役行者(役小角)が伊豆国に流罪になった際、三峰山で修行をし、弘法大師(空海)が観音像を
      安置したという。中世以降は修験道の行場として隆盛をみたが、その過程には東国の武将の
      信仰が関わっているとされる。鎌倉時代の武将・畠山重忠をはじめ、多くの武将が信仰したと
      いうが、南北朝時代、足利尊氏に対向した新田一族を匿ったことにより、足利氏から冷遇され、
      一時、衰退するが、戦国時代から江戸時代にかけ、再び東国武士の信仰を集め、栄えたという。
      神域に生息していた狼が、民の農作物を猪から護ったことから、狼を神の使いとして崇めた。
      境内に珍しい三ツ鳥居がある。奈良大神神社にも同様の三ツ鳥居があるが、実物を見ることが
      できない。三峰山には「龍洞」という深い井戸には龍神が棲んでいるとされ、水分神が祀られる。
      この井戸の水を当社では有料で提供している。秩父神社、宝登山神社と共に秩父三社をなす。
      境内に本殿・拝殿のほか、神楽殿、奥宮瑶拝殿、日本武尊銅像、狼(大口真神)を祀る御仮屋等が
      奥宮は、ここから離れた妙法ヶ岳の山上にあり、片道一時間ほどかかるので、遥拝にしてもよい。

   ↓ 約40分/約0.9km

 妙法ヶ岳分岐(奥宮参道入口)
  ・概要: 三峰雲取自然研究路と妙法ヶ岳の三峯神社奥宮の参道との分岐。参道は急な山道が続く難所。
      厳島神社で有名な両部鳥居があるので、体力、気力に自信があったら、行ってみてもよいかも。

   ↓ 約40分/約0.8km

 炭焼平(通過)
  ・概要: 三峯神社と雲取山とを結ぶ山道の途中に、炭窯跡がある。かつて炭焼が行われていた場所で、
      ここでは黒炭ではなく、白炭を焼いていたのだという。黒炭と白炭では焼き方が異なり、黒炭は
      密閉度の高い黒炭窯で焼かねばならず、こうした山中では黒炭を焼く環境を整えるのが大変で
      あったのだろう。この窯跡は埼玉県の史跡となっており、埼玉県の立てた説明版が置かれている。
  ・鬼滅: 竈門炭治郎と禰豆子の家は、炭焼の家であった。父・炭十郎が病気で亡くなった後、炭治郎は父の
      仕事を引き継ぎ、炭の材料の調達、炭焼き、そして販売までを行っていた描写がある。家業に忙しい
      炭治郎、家事に忙しい母に代わって、禰豆子は弟や妹たちの面倒をよく見ていた。毎年の正月には
      ヒノカミ神楽を神に奉納していた。炭十郎から炭治郎、そして子孫のカナタ、炭彦に継承されている。

   ↓ 約50分/約1.4km

 霧藻ヶ峰(通過)
  ・概要: 炭焼平を過ぎ、地蔵峠をやり過ごすと、霧藻ヶ峰(1523m)に到着する。天気がよければ和名倉山、
      両神山の眺望を楽しめる。霧藻ヶ峰には簡易トイレと、ベンチ等があるので、小休止にちょうどよい。
      山をこよなく愛された秩父宮様ご夫妻の記念レリーフがある。実は「霧藻ヶ峰」という山の名前は、
      秩父宮殿下が命名された。霧藻は、サルオガセのことで、落葉広葉樹の樹幹に絡み、まるで滝の様に
      垂れ下がる植物のこと。この周辺にきたらぜひ、ブナの群生の樹冠あたりを見て、探してみよう。

   ↓ 約15分/約0.8km

 お清平(通過)
  ・概要: お清平は、霧藻ヶ峰から南下した尾根筋にある少し平らな場所。「秩父多摩甲斐国立公園お清平」の
      木標が立つ。標高は1450mとある。落葉広葉樹が茂っているため、お清平からの眺望はやや悪い。
  ・鬼滅: 鬼舞辻無惨に襲われて瀕死の禰豆子を街の医者まで運ぼうとする炭治郎、その炭治郎を鬼として
      覚醒した禰豆子が襲う。巨大化(大人サイズ)して炭治郎にのしかかる禰豆子と、必死に「鬼になんか
      なるな、がんばってくれ」と涙ながらに訴える炭治郎、そこに冨岡義勇が襲来・・・という漫画、アニメの
      名場面が繰り広げられた場所はここなのでは?と思える様な場所。冬は雪に閉ざされるのだろうか?

   ↓ 約60分/約1.1km

 前白岩山(通過)
  ・概要: 本日のルートで最もたいへんな箇所。お清平から少し南下した見返り地蔵から、きつい登りが始まる。
      ところどころに石灰岩の岩肌が露出し、滑らないように少しずつ歩こう。「前白岩の肩」に到着したら、
      秩父連山の眺望を楽しみたい。トウゴクミツバツツジ、サラサドウダンの群生があり、それぞれの花の
      シーズンには咲き誇る。前白岩山の標高は1776m。ここから先は、雨後は滑りやすいので注意しよう。

   ↓ 約20分/約0.5km

 
白岩小屋跡(通過)
  ・概要: 前白岩山から少し下った場所に、白岩小屋跡がある。かつては山小屋として機能していたが、廃墟に。

   ↓ 約30分/約0.6km

 白岩山(通過)
  ・概要: ダケカンバの群生の急坂を過ぎると標高1921mの白岩山に着く。ここは水場があり、キャンプサイトも
      ある。単独峰のように見えるが、実は南に位置する芋ノ木ドッケと併せて白岩山と呼ばれていたらしい。
      俗に云う双耳峰を成しているのである。このあたり、野生化したシカが出没するので、接触は避けよう。

   ↓ 約30分/約0.7km

 大ダワ(通過)
  ・概要: 芋ノ木ドッケの尾根を巻きながら歩いてゆくと、植生が変わっていることにお気づきになるだろう。
      ツガ等の針葉樹林が広がっている。長沢背稜分岐をすぎると、いよいよ目的地・雲取山が目前に迫る。

   ↓ 約30分/約0.7km

 雲取山荘
  ・概要: 今回の目的地は雲取山。今宵は雲取山荘(あるいは三条ノ湯)で宿泊となる。いずれにしてもここで
      休息となる。歩いてわかることだが、実は三峯神社から雲取山の間には、かつて炭焼平以外に人間の
      生活が営まれた形跡がない。修験道の行場を巡拝する人は多かったが、民家は殆どなかったという。

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<02日目>2021(令和3)年07月15日(木) ⇒ 11月07日(日)
■行程: 雲取山荘
     ご自身で西部秩父線・西部秩父駅にお越し下さい。
     スケジュールは予告なく変更になる場合もあります)


 雲取山荘

   ↓


 雲取山(通過)
  ・概要: 東京都・埼玉県・山梨県の境界に聳える、標高2017.13mの山で、東京都最高峰。都内の山で2000mを
      超える唯一の山。秩父多摩甲斐国立公園を代表する山の一つであり、日本百名山にも選出されている。
      山頂には一等三角点が設置されている。眺望が素晴らしく、秩父山系のほかに、富士山や南アルプス、
      関東平野を見渡すことができる。妙法ヶ岳、白岩山とともに、三峰山の三山の一つに数えられている。
      東京としての歴史はそれほど古くはなく、明治34年(1901年)、東京府東京市が、府の水源地保全の為、
      多摩川を含むこの地域48,000ヘクタールほどを山梨県から購入した経緯がある。登山コースは多数。
  ・鬼滅: 「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎と妹の竈門禰豆子は、この山の出身ということになっている。しかし、
      雲取山には人家はなく、登山客のための山小屋や避難小屋、祠などがあるだけ。竈門家は、雲取山の
      山中ではなく、雲取山の山麓あたりに居を構えていたのかもしれない。もちろん三郎おじいさんの家も。

   ↓

 小雲取山(通過)
  ・概要: 雲取山避難小屋の付近で、登山道はふたつに別れている。一つは西の尾根筋を三条ノ湯方面へ向かう。
      いま一つは、狼を祀る七ツ石神社を経由して、鴨沢の集落・バス停へと向かう。小雲取山は標高1937m。

   ↓

 奥多摩小屋跡(通過)
  ・概要: 雲取山から七ツ石神社を経由して鴨沢方面に抜ける途中にある、唯一の山小屋だったがいまは営業して
      いない。水場もあるが、キャンプ場も閉鎖されている。標高は1813mで、五十人平には、ヘリポートがある。

   ↓

 七ツ石山と七ツ石神社(拝観)
  ・概要: 獣害から農業を護る守り神である大口真神(オオカミ)を祀る神社。オオカミは山の神様のお使いとされ、
      七ツ石神社には、狛犬ならぬ、「狛狼」が阿吽の呼吸で鎮座している。柔和なお顔が印象的である。神社の
      社殿は、近年、再建され、狛狼さまも、綺麗に修復されてお戻りになった。背後の七ツ石山は、標高1757m。
      水場があり、七ツ石小屋、キャンプサイトがある。ブナの群生があるが、雲取山の眺望が素晴らしく、人気。

   ↓

 堂所(通過)
  ・概要: 七ツ石山から南下すると、堂所という場所があり、小休止できるが、眺望は望めない。ただし、樹間から、
      お天気がよければ、富士山を見ることができる。広葉樹の植林帯、水場等がある。ゴールまであと少し!

   ↓

 小袖乗越(通過)
  ・概要: 登山のゴール地点。ここには駐車場があり、マイカーで来る登山客はここに車を停め、雲取山をめざす。

   ↓

 鴨沢バス停

 *移動: 西東京バス 奥10 奥多摩駅行で奥多摩駅へ。
   西東京バス 鴨沢      14:18→奥多摩駅    14:54

 ★解散場所: 奥多摩駅_ゴールとなります。
  (JR青梅線・青梅行 奥多摩発15:08→青梅着15:42 に乗り継げます。)
  (JR中央・青梅線快速・東京行 青梅発15:47→立川着16:16 に乗り継げます)
  (JR中央線中央特快・東京行 立川発16:20→中野着16:42/東京着16:59 に乗り継げます。

※実際には雲取山中には人里と呼べるような場所はありませんでした。三峰や妙法ヶ岳を含め、雲取周辺の山麓に
 近い場所に小さな集落があったと思われます。

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次回/その次の予定
 11月13日(土)発『鬼滅の刃』ゆかりの地めぐり〜第8回〜霞柱・時透無一郎の誕生地とその周辺
 11月14日(日)発『鬼滅の刃』ゆかりの地めぐり〜第9回〜岩柱・悲鳴嶼行冥の誕生地とその周辺


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■企画者〜本庄久美〜より

 コロナ禍にあえぐ現在の日本。医療機関はひっ迫し、経済は停滞し、人々は忍耐を強いられています。
 かつて疫病(はやりやまい)は儀式で祓われるもので、大陸から導入された追儺(ついな)の儀式は、
 宮中でも大晦日の年中行事として行われていました(南北朝時代以降は衰退)。
 2001年の大河ドラマ「北条時宗」で、征夷大将軍・宗尊親王(吹越満さん)が方相氏に扮していました。
 鎌倉時代には幕府でも、この大陸由来〜宮中経由で伝えられたこの儀式が行われていたのでしょう。
 追儺は儺人(なじん)が厄災・鬼・魑魅魍魎を祓う儀式で、四つの目をもつ方相氏が、こどもの「しんし」を
 引き連れて、厄災・鬼・魑魅魍魎を宮中から追い出すという儀式でした。(しんし=にんべんに辰子+子)
 「鬼滅の刃」が爆発的に流行したのも、人々の心に追儺を祈願する思いがあったからかもしれません。
 作中で産屋敷輝哉が、人の思いは永遠・・・と語る場面があります。平安時代から続く「鬼退治」の祈願は
 まちがいなく、私たち現在に生きる人に伝わっているのかもしれません。

 
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※内容は予告なく変更になる場合もあります。
※この旅行は手配旅行となります。

 
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 2021年11月06日(土)
 
●旅行代金には下記のものが含まれます*
 *入場料の必要な個所での入場・拝観料
 *ガイド/添乗員費用
 *ミネラルウォーター1本
 *宿泊費用(山小屋)
 *食事: 昼食x2回、夕食、朝食
 *最寄駅→出発地点/終了地点→最寄駅のバス代
  
●旅行代金に含まれないもの
 ・・集合場所に来られるまで/解散以降の交通機関
 ・・前日までに到着される方、解散後の旅行の、交通費・宿泊費・観光費用
 ・・その他、個人的な支払い(電話、FAX、ネット通信費/明記されていないお食事/
   お飲み物)とそれに関わる税金、サービス料






電話でのお問合せは・・・・080−5028−6007 まで
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