ここがポイント!
メキシコの海を遊び尽くす
バハ・カリフォルニア・スル

バハ・カリフォルニア半島 Peninsula de Baja California
メキシコの西部、太平洋に突き出した1250kmに及ぶ半島。メキシコ本土と
バハ・カリフォルニア半島との間はカリフォルニア湾(コルテス海)があります。
半島の北端はティフアナ(諸説あり)、南端はサン・ルーカス岬(カボ・サン・
ルーカス)です。バハ・カリフォルニア半島は二つの行政地域に分かれており、
北がバハ・カリフォルニア州(州都はメヒカリ)、南がバハ・カリフォルニア・
スル州(州都はラ・パス)です。1万年以上前の新石器時代には、狩猟採集民が
バハ・カリフォルニア半島に定住していた痕跡を、彼らが残した岩絵で知る事が
できます。1533年(日本は天文2年。後奈良天皇の御代。室町幕府第十二代
将軍・足利義晴の御代)にスペインの探検家エルナン・コルテスの部下が、この
半島の最南端部を『発見』し、二年後の1535年5月3日(日本は天文4年)
エルナン・コルテスはルーカス岬周辺を調査、バハ・カリフォルニア半島を島と
誤認しました。エルナン・コルテスはこの地域を、インドの東の海上に浮かぶと
言われていた「カリフォルニア島」の伝説に影響を受けていたため、この地域を
「カリフォルニア」と名付けました。やがて調査が進むと、半島の付け根部分が
確認され、植民が始まりました。バハ・カリフォルニアを含む北アメリカ大陸の
西海岸はラス・カリフォルニアスと呼ばれるようになりましたが、バハとは下を
意味するため、バハ・カリフォルニアは「下カリフォルニア」となります。一方、
上はアルタなので、現在のサンフランシスコやロスアンゼルス、サンディエゴを
含む地域は、「アルタ・カリフォルニア」となります。但しヨーロッパ社会では、
18世紀後半まで、バハ・カリフォルニア半島が島と誤認されたままであったと
言います。エルナン・コルテスの初期計画から始まった植民は、やがて諸問題に
突き当たり、頓挫。1596年(日本は文禄5〜慶長元年。後陽成天皇の御代。
太閤・豊臣秀吉の治世)には、伊達政宗との交流でも知られるセバスティアン・
ビスカイノも植民の計画を立てましたが、彼の植民計画もまた、失敗しました。
1697年(日本では元禄10年。東山天皇の御代。江戸幕府第五代将軍・徳川
綱吉の治世)にバハ・カリフォルニア・スルのロレトに入植地が建設されました。
ロレトにはイエズス会の伝道所が作られ、ロレトを中心に周辺には入植地が多数、
建設されました。しかし、1734年(日本では享保19年。中御門天皇の御代。
江戸幕府第八代将軍・徳川吉宗の治世)に、半島の南端部に居住していた Pericu
族の反乱により、宣教師2名が殉教。これより二年間、イエズス会支配が中断。
1768年(日本では明和5年。現時点で最後の女性天皇・後桜町天皇の御代。
江戸幕府第十代将軍・徳川家治の治世)にスペイン王が、イエズス会を領土から
追放して、フランシスコ会とドミニコ会がバハ・カリフォルニアに入りました。
この時期に半島に居住していた先住民が撲滅または追放されて、先住民の文化が
消滅しました。そして1804年(日本では享和4〜文化元年。光格天皇の御代。
江戸幕府第十一代将軍・徳川家斉の治世)になると、ラス・カリフォルニアスの
植民地が上(現在のアメリカ合衆国領)と、下(現在のメキシコ合衆国領)とに
分割されました。1846年(日本では弘化3年。仁孝天皇〜孝明天皇の治世。
江戸幕府第十二代将軍・徳川家慶の治世)に勃発した米墨戦争で、アメリカ軍は
バハ・カリフォルニア半島を制圧すべく南下しますが、中央部のムレヘで墨軍と
激突、アメリカ軍はメキシコ軍に敗れて撤退しました。二年後のグアダルーペ・
イダルゴ条約により、アルタ・カリフォルニアはアメリカに割譲されましたが、
バハ・カリフォルニアはメキシコにとどまりました。1853年(日本では嘉永
5〜6年。孝明天皇の御代。江戸幕府第十二代・徳川家慶〜第十三代将軍・徳川
家定の治世)には、後にニカラグア大統領となる野心家のアメリカ人ウィリアム・
ウォーカーが45人の兵を率いて主都ラパスを制圧、ローワー・カリフォルニア
(ソノラ)共和国建国を宣言しますがメキシコ軍により数か月後、追放されます。
1888年(日本は明治21年)にはバハ・カリフォルニア準州が設立されます。
1930年(日本は昭和5年)には28度線を境にノルテ/スルに分割されます。
1952年(日本は昭和27年)にはノルテ準州がメキシコ29番目の州に昇格。
1974年(日本は昭和49年)スル準州はメキシコ31番目の州に昇格します。
バハ・カリフォルニア半島は山がちな半島で、中央部には山脈が走っています。
半島北端にはシエラ・フアレス山脈があり、アメリカ合衆国カリフォルニア州の
ペニンシュラ・レンジへとつながっています。シエラ・フアレス山脈の南には、
シエラ・サンペドロ・マルティル山脈が走り、その最高峰は、標高3096mの
セーロ・デ・ラ・エンカンターダです。28度線の南、バハ・カリフォルニア・
スル州の州境の南に3つの火山により形成される複合火山トレス・ブルヘネスが
あり、更にカリフォルニア湾沿岸にシエラ・デ・ラ・ヒガンタへとつながります。
そしてバハ・カリフォルニア半島の南端部には、標高2406mの孤立した山脈
シエラ・デ・ラ・ラグーナがあります。かつてはメキシコ本土とつながっていた
バハ・カリフォルニア半島は、500万年ほど前に、東太平洋海嶺が北アメリカ
プレートに伸びて北米大陸の西端部に大地溝帯を形成し、バハ・カリフォルニア
半島にあたる部分が切り離されていったことでカリフォルニア湾が誕生しました。
バハ・カリフォルニア半島の大部分は砂漠地帯と乾燥低木林です。半島の東部は
カリフォルニア湾乾燥林とソノラン砂漠、半島の西部にはバハ・カリフォルニア
砂漠があります。カリフォルニア湾の湾内には、アンヘル・デ・アグアルダ島と
ティブロン島が浮かび、カリフォルニア湾沿岸部と合わせてユネスコの世界自然
遺産「カリフォルニア湾の島々と自然保護区」に登録されています。湾内には、
マンタ等が群れをなして泳ぎ、これを見に来る自然愛好家も少なくありません。
バハ・カリフォルニア・スルは自然の美しさとリゾートとしての魅力があふれる
場所として、世界中の観光客から注目されている新しいデスティネーションです。
ロス・カボス発着のオプショナルツアー
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
★行楽: エスピリトゥサント島ツアー ※催行: 月火水木金土
♪出迎: 07:00 ホテルにてピックアップ
♪登録: 07:10 チェックインポイントでツアーのチェックイン
♪乗車: 08:00 ツアー車両に乗車、ラパス港に向けて出発
♪到着: 10:30 ラパス港に到着。トイレ休憩後、ツアー・ボートに乗船
♪出発: 10:45 エスピリトゥサント島に向けて出港
♪備考: 運がよければ船上からは小型のマンタ(モブラ)、イルカ、クジラが
見られるかもしれません。
♪朝食: 11:30 船上にて朝食
♪行楽: 13:00〜 アシカのコロニーでアシカとのシュノーケリング
※ガイドによる注意事項を必ずお守りください
♪昼食: 13:45 船上にて昼食
♪行楽: 15:00〜 無人島の綺麗な浜辺に寄港。海水浴をお楽しみ下さい。
♪帰途: 15:45 ラパス港に向けて出発。到着後、ツアー車両に乗車。
♪帰港: 19:00〜20:00 ホテルに到着。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
★夕食: サンセット・ディナー・クルーズ
※催行: 月火水木金土日
♪集合: 16:30 カボ・サン・ルーカス・マリーナに各自、ご集合下さい。
♪出発: 17:00 クルーズ船に乗船。カボ・サン・ルーカスを出発します。
♪名所: 有名なアーチ状の奇岩怪石「エル・アルコ」や、アシカのコロニーを
船上からご覧頂けます。美しい海岸線は海から見ると、また格別です。
♪日没: 夕日がコルテス海を夕日色に染めて沈んでゆくさまを船上から見ます。
♪夕食: 船上で、メキシコ軽食のディナーと、飲み放題をお楽しみください。
♪帰着: 19:00 カボ・サン・ルーカス・マリーナでクルーズ船を下船。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
☆ドルフィン・スイム(2コース: 09:00/11:00/13:00の3回の中からチョイス)
※催行: 月火水木金土日
◆遊泳&ドルフィン・ライド
イルカとの握手、ハグ、フットプッシュ、ドルフィン・ライドを体験できます。
ライフジャケット、タオル、シャワー、ロッカー利用料、英語ガイドつきです。
◆ふれあい
イルカとの握手、ハグが体験できます。
ライフジャケット、タオル、シャワー、ロッカー利用料、英語ガイドつきです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
★行楽: 10〜4月限定 ジンベイザメと泳ごう・シュノーケリング・ツアー
※催行: 月火水木金土日
♪出迎: 07:30 ホテルにてピックアップ
♪登録: 07:40 チェックインポイントでツアーのチェックイン
♪乗車: 08:00 ツアー車両に乗車、ラパス港に向けて出発
♪到着: 10:30 ラパス港に到着。トイレ休憩後、ツアー・ボートに乗船
♪出発: 10:45 ジンベイザメの出没するポイントに向けて出港
♪備考: ジンベイザメは生き物のため、同じ場所に出没するとは限りません。
時に、ジンベイザメを探してボートで移動が続くケースがあります。
無事にジンベイザメに遭えたら、ガイドの先導で一緒に泳ぎましょう。
♪朝食: 11:30 船上にて朝食
♪行楽: 13:00〜 アシカのコロニーでアシカとのシュノーケリング
※ガイドによる注意事項を必ずお守りください
♪帰港: 14:45頃 ラパス港に帰港予定。但し、ジンベイザメ探索のため
帰港時間は流動的です。
♪昼食: お弁当 または ローカル・スナック・ショップ
♪散策: 15:45 ラパス港周辺を散策します。
♪帰途: 16:15 ロス・カボスに向けて出発。
♪帰港: 18:30 ホテルに到着。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
★行楽: 潜水艦で海中散歩ツアー ※催行: 月火水木金土
♪集合: 08:30 チェックインポイントでツアーのチェックイン/トイレ
♪乗船: 09:00 港に向けて移動して、潜水艦に乗船します。船の準備が
整うまで、しばし甲板で待機します。ガイドの誘導に従い、いよいよ
潜水艦内部に降ります。備付の魚のミニ図鑑を使って魚を観察します。
♪回航: 09:10 ロス・カボス沖の美しい海を潜水艦で海中散歩します。
甲板からは奇岩怪石やアシカのコロニー等、海上の景色も楽しめます。
♪帰港: 10:30 港に到着。船上でカメラマンが撮影したロス・カボスの
沖の海中写真を買うことももできます。
♪解散: チェックインを行ったポイントで解散となります。
※送迎: ホテル⇔チェックイン・ポイントの送迎は別料金で承ります。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
★行楽: ラクダに乗ってビーチ散策
※催行: 月火水木金土日
♪出迎: 08:00 ホテルにてピックアップ
♪登録: 09:00 チェックインポイントでツアーのチェックイン
♪乗車: 09:30 農家でツアー車両(ウニモグ)に乗車、出発
♪観光: 10:00頃 荒野で下車。サボテンの荒野を散歩します。
♪散策: 10:45頃 ビーチに到着。ラクダとご対面。早速、乗りましょう。
ラクダの背に乗って、30分ほどビーチを散策します。
11:15頃 ラクダを降りて、お別れ。記念撮影もお忘れなく!
♪昼食: 11:30 メキシコの古民家でタコスの軽食
♪帰着: いったん農場に戻り、送迎車に乗車、ホテルに到着。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
★行楽: 馬に乗ってビーチ散策
※催行: 月火水木金土日
・・時間: 09:00発/12:00発/15:00発の3回
・・送迎: 無料のホテル⇔乗馬ポイント間の送迎がつきます。
*行楽: ミグリニョのビーチ沿いを、馬に乗って散歩します。途中、ガイドが
撮影スポットにご案内します。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<海のアクティビティ>
・・トローリング: 毎日 06:30〜12:00/06:30〜14:00
魚は、シロカジキ、クロカジキ、マカジキ、バショウカジキ、マグロ、シイラ、
カマス、サワラなどが期待できます。釣った魚は持ち帰りできます。港周辺の
食堂で、調理台を支払い、お好きな料理を作ってもらうことができます。
釣具/生餌/フィッシングライセンス/英語ガイド/燃料込み
・・海のアクティビティ盛り合わせ: 毎日 08:00〜13:00
シュノーケリング、カヤッキング、シースクーター、パドルボートの四種類を
お楽しみ頂ける海のアクティビティ満喫ツアー。奇岩怪石の眺望も楽しめます。
・・パラセーリング: (月火水木金土) 07:30〜11:00 送迎別料金
ロス・カボスの美しい海と奇岩怪石や街の絶景を空中からご覧頂くツアーです。
1人乗り(シングル)と2人乗り(タンデム)があります。ボート移動あり。
・・フライボード: (月火水木金土) 07:30〜10:45 送迎つき
ロス・カボスの美しい海で、フライボードをお楽しみください。事前講習あり。
ポイントに到着したら30分ほどフライボード体験をします。ボート移動あり。
・・セーリング&シュノーケリング: 毎日 09:00〜14:45 送迎あり
カタマランボートに乗ってシュノーケリングポイントに行く優雅なツアーです。
ポイントではシュノーケリング、スタンドアップ・パドルボードができます。
このセーリングには軽食(スナック)と昼食、フリードリンクがついています。
シュノーケリング器具/スタンドアップ・パドルボード用具/英語ガイド込み。
また、ミネラルウォーター/アルコールを含むフリードリンクが提供されます。
<陸のアクティビティ>
※詳細はお問合せ下さい。
・・ATVバギー・ツアー
・・ジップ・ライン
・・ハイキング
|