ここがポイント!
ニカラグア周遊

<オメテペ島の石像 (ヴァプエス・ツアー様ご寄贈)>
2020年04月27日(月)出発
添乗員が同行し、お世話致します。
【ニカラグア】
かつては内戦、反政府運動、国内の冷戦・代理戦争など、ネガティブな印象が強かった国、
ニカラグア。店長は1987年の中米縦断・国際バスの旅で、この国を通過した折、他の国境とは違う、重苦しい雰囲気を感じたものです。当時、ホンジュラスとの直通バスは運休中で、路線バスやコレクティーボ(乗合タクシー)を乗り継いで、入国した経験があります。国境では「この国では撮影は厳禁だ」と言われ、強制両替もあり、非常に緊張した覚えがあります。
ところが、実際にレオン、マナグア、グラナダと旅をすると、国内は平穏で、人々は優しい、そして紳士的だという具合に、印象が良くなりました。
路上にドラム缶を置き、その上で調理した中米風タコス(ププサ)を売るおばさん、道を尋ねると寄ってきて行き方を教えてくれた大勢の人たち、親切な安宿のスタッフたち・・・
冷戦が終わり、和平が合意され、観光客が入るようになっても、この国の人々が持つ、本質的な優しさは失われていません。
まだ、観光地として発展途上ですが、それだけに古き良き時代のさまざまな表情が、あまり姿を変えずに残っています。
古都レオンやグラナダでは、スペイン人たちが築いた美しい街並みを歩き、首都マナグアでは内戦や地震に負けず、すこしずつ発展の途を辿るたくましさに触れ、オメテペ島では、奈良県明日香村に匹敵する謎の石造物めぐりを楽しみ、新しい旅を満喫致しましょう。
<観光の見どころ>
≪ニカラグア≫
1502年、コロンブスの第四次航海の際にヨーロッパ人と邂逅したと言われるニカラグア。
1523年にスペイン人によってグラナダが建都され、1524年にはレオンが建都されました。
地震や火山の噴火に対処しながらも植民地経営活は営まれ、1821年に独立。
20世紀の激動の時代を経て、ようやく、観光地としての新たなスタートを切りました。
この旅では、古都レオン、グラナダに加え、謎の石造物が点在するニカラグア湖に浮かぶ火山島オメテペ島にも足を延ばします。
また、旅の最後の目的地は、カリブ海に浮かぶ大コーン島(ビッグ・コーン・アイランド)。
ニカラグアでカリブのビーチをご堪能下さい。

<(左)レオンの大聖堂/(右)グラナダの教会 (ヴァプエス・ツアー様ご寄贈)>

<(左)オメテペ島の線刻画1/(右)オメテペ島の線刻画2 (ヴァプエス・ツアー様ご寄贈)>
≪エルサルバドル マヤ遺跡巡り≫
エルサルバドル:
今回、エルサルバドルでは、通常のツアーではなかなか行く機会のない、三大遺跡を
巡ります。世界文化遺産ホヤ・デ・セレンや、正式名称のないサン・アンドレス遺跡、宿場
遺跡と思われるタスマル遺跡を見学後、TICA BUSに乗りこみます。
タスマル遺跡:
紀元前12世紀〜紀元前5世紀ごろに栄えたチャルチュアパ文化の中心地の遺跡です。
かつては交通の要衝ではなかったかと思われる場所に置かれた都市であったかも
しれません。謎多き遺跡ですが、繁栄の片鱗を窺わせます。ピラミッドが建っています。
サン・アンドレス遺跡:
8世紀ごろから栄えたと思われる都市遺跡です。
この遺跡に関しては文献はもちろん、碑文すらなく、スペイン語の名前がついています
都市の規模も不明の謎の遺跡。 マヤ文化によく似た特徴を持っていますが、詳細は
不明です。

<サン・アンドレス遺跡>
ホヤデセレン遺跡【世界文化遺産】:
紀元後3世紀頃から栄えたマヤの影響を受けた農業を主産業とする都市の遺跡です。
火山の噴火によって火山灰が都市全体降り注ぎ、都市全体が覆われてしまいました。
そのため保存状態がよく、世界文化遺産に登録されました。
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