【さいはての島へ・・・ ☆スバールバル諸島(ノルウェー)】 東京(成田空港)発着★スカンジナビア航空利用 ★航空スケジュールは、2020(令和2)年の同時期のものです。 年明けに最新情報を入手し、改訂致します。 フライト事情で日程が変わるケースもございます。 さいはての島へ! 極北の島で自然を満喫。 一年のほとんどを氷と雪に閉ざされたノルウェー領の島々〜スバールバル諸島の主島であるスピッツベルゲン島を訪れます。 北極点へのツアーの基点として、そしてホッキョクグマやセイウチの観察ツアーの基地としても有名な島です。 古くは過酷な環境の中で、炭鉱労働者が働いていたこの島も、いまでは観光地として知名度が上がっています。 珍獣を追うコーナーのある、某・人気番組でも紹介されたばかり。 今回は、5泊して、極北の雰囲気と旅情をお楽しみ頂きます。(By 平原由美香) もうひとつ、スピッツベルゲン島は、アニメ“アナと雪の女王”の原案となった、アンデルセンの童話『雪の女王』の舞台となったことで知られています。スピッツベルゲン島は、主人公の少年カイを連れ去った雪の女王の宮殿のある場所と位置づけられています。ヒロインのゲルダが、カイを連れ戻すための冒険が主題となっています。 スバールバル諸島とは・・・ 北極圏はバレンツ海に浮かぶ極北の島々で、ノルウェーの領土。 但し、スバールバル条約により、ノルウェーの統治下に置かれながら、ノルウェーの法律は一部適用されず、条約の加盟国は平等にこの島で経済活動を行う権利を持つとされています。スバールバル条約の原加盟国には、日本も含まれています。 もうひとつ、このスバールバル諸島は非武装地帯と定められています。 1610年(日本では慶長15年=後陽成天皇の治世。徳川幕府将軍は徳川秀忠)に、オランダ人の探検家ウィレム・バレンツにより発見され、スピッツベルゲン(尖った山々)と命名されました。その後、歴史の表舞台から姿を消し、主に捕鯨に従事する人々が訪れるに過ぎなかったのです。 1871年(日本では旧暦の明治3年から太陽暦の明治4年に変わった年。参議・広沢真臣暗殺事件が起きる)に、ノルウェー/スウェーデン連合国が、スバールバル諸島の領有化を進めようとしましたが、北極海に面した領地をもたないスウェーデン単独では、領有を宣言することが困難でした。しかし、ノルウェーは、スバールバル諸島の領有化に消極的で、1905年のノルウェー独立の際、分離されたスウェーデンは、ノルウェーがスバールバル諸島を領有化することに反対しました。 紆余曲折あり、20世紀に石炭採掘がはじまると、それまで無人であったスバールバル諸島に人がすむようになり、1920年にはスバールバル条約が締結。ノルウェーの主権は認められたものの、法制度や、行政機構は、ノルウェー本土とは異なるという、独立自治体と位置づけられました。 <観光の見どころ> ロングイェールビーン: スバールバル諸島およびヤンマイエン島の首府。かつて炭鉱の街ニーオーレスンへの 基地として栄えました。町は谷あいに位置し、奥には氷河を有する峡谷があります。 セイウチ観察: スバールバル諸島最強の動物として、同諸島の生態系の頂点に位置するセイウチ。 勇猛果敢な動物として記録に残るセイウチも、ひなたぼっこの姿はとてもかわいい! ウィルダネス・ディナー: スバールバル諸島の名物は二つ。ひとつはトナカイの料理です。野趣あふれる夕食の あとは、もうひとつの名物であるコーヒーでしめましょう。思い出深いディナーです。 第7炭鉱: ロングイェールビーンから東に1マイル。第7炭鉱は、現在も稼働する炭鉱として、島の 経済を支えています。第7炭鉱ではバスを降りて、施設の外観を撮影できます。 第3炭鉱: スバールバル諸島の経済を支える炭鉱です。第3炭鉱では、実際に坑道のようすや、 採掘のようすを見ることができます。スバールバル諸島の人気ツアーのひとつです。 ピラミーデン: かつてソビエト連邦が炭鉱の町として開発したピラミーデンも、冷戦終結でお役御免。 現在では無機質なソ連時代の街並が、そのままそっくりゴーストタウンになっています。 <延泊でできるアクティビティ> 氷河展望ハイキング(終日) ニュービィエンの集落をスタート地点に、終日10kmのハイキングは始まります。 風光明美な氷河の展望を楽しみながらの中級トレッキング・ツアーです。ラルス氷河を渡り、最終目的地のトロールスタイネン(トロール山)を目指します。約7時間のトレッキングですが、移り変わる山の景色や、氷河渡りなど、歩く人を飽きさせない自然が織りなす絵画のような風景は、きっと思い出深い行程となることでしょう。 犬ぞりならぬ、犬大八車体験 時折テレビなどで紹介されるスバールバル諸島。映像の中で、犬ぞりが活躍するシーンをご覧になった方もおられるのでは。夏は雪と氷に変わって、茶色の大地が出現します。その大地では、犬ぞりに代わって、犬が牽引する大八車が大活躍!!時は夏、我々も犬ぞりならぬ犬大八車に乗って、スピッツベルゲンの大地を走りましょう。極北の短い夏でしか体験できない犬大八車はきっと思い出になるはず。コース内容はお問合せ下さい。 化石採掘体験 スピッツベルゲン島は化石の宝庫だということをご存じですか?約1億5千万年前に生息していた生き物の化石を探しに行くツアーです。このツアーでは、ロングイェールビーン郊外にあるロングイェール氷河周辺を訪れ、「トレージャー・ハント化石採掘体験プログラム」に参加し、化石を採掘します。汚れてもよい服装、手袋、丈夫な化石を入れる袋、小型の槌または小型ハンマーがあると便利です。 楽しみいっぱいのスバールバル諸島(ノルウェー領)の旅です。 化石採掘やハイキング、ボートツアー、観光、犬大八車体験と、楽しいアクティビティ満載。 延泊も可能ですので、お問い合わせ下さい。