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知られざる西アフリカの国々シリーズ 
2016年05月21日(土)出発スペシャル・ツアー
マグレブのさいはて 西サハラ(モロッコ実効支配地域)
サハラ砂漠体感の旅9日間
カタール航空&モロッコ航空 ドーハ/カサブランカ経由

ここがポイント!


★ 西アフリカの知られざる国々シリーズ ★


 西サハラ (モロッコ実効支配地域)


西アフリカの国々。日本人にはなじみの薄い国々ですが、それでもマリ、ガーナ、 セネガルなど、日本人が旅行者として訪れる国々はいくつかあります。
その西アフリカの中で、一般の旅行者がなかなか行こうと思いつかない国々が あります。
そのうちスペインからアフリカに返還されてから、帰属の問題に揺れる西サハラのモロッコ実効支配地域を訪れます。
有名な観光地は少ないけれども、行く先々で人々の暮らしと歴史を垣間見ます。


≪西サハラ≫
アフリカ大陸の北部、日没するマグレブのそのまた西、さいはての地にある西サハラ。
かつてのカミオン(トラック)交易ルートであった、アルジェリア〜ニジェール/マリ〜西アフリカのルートが、部族による略奪などの危険性により、衰退。代わって、モロッコから西サハラを抜け、モーリタニアに入るルートが誕生しました。欧州からアフリカをめざす旅客が、一度は夢見たサハラ越え。いまでは、西サハラ地域を通るのがほぼ、一般的となっています。
かつてスペイン領であったこの地域は、現在は帰属のはっきりしない地域。実効支配をしているのは、モロッコです。
今回西サハラ地域の主都アイウンと、大西洋とサハラ砂漠の三か所を巡ります。


・・面積は266,000平方キロメートル
・・人口は270,000人


略史

1884年(日本では明治17年)11月15日より、翌年2月26日まで、ドイツ帝国の首都ベルリンで開催された、列強のアフリカ分割会議『ベルリン会議』により、スペインは現在の西サハラの地域を獲得し、現在のモロッコ最南端部に獲得したスペイン領とは別に、植民地化を進めました。 この地域は中世より続く部族社会が形成されており、スペインの植民地化に執拗な抵抗を見せました。
1904年には、スマラを中心にスペインに対する反乱がおこり、1910年には鎮圧されるものの、その後も断続的に反乱が続き、スペインは目標としていた1934年までの全土制圧は難しいと悟りました。
モロッコは1956年の独立に伴い、現在のモロッコの南部に位置するスペイン領モロッコの返還のみならず、スペインが領有していた現在の西サハラ地域をも返還対象との主張を続け、1957年にモロッコとスペインによる、スペイン領モロッコの領有を巡るイフニ戦争を経て、1969年にはイフニがモロッコに返還されました。 1975年、のちに『緑の行進』と呼ばれる、モロッコ、モーリタニアからの領土要求運動の高まりの中で、ついにスペインはこの地域から撤退しました。

以後、この地域はモーリタニア、モロッコによる分割統治の時代に入りますが、部族の執拗なモーリタニア攻撃により、ついにモーリタニアは領有権を放棄。
現在では、モロッコによる実行支配を受けています。
西サハラの独立を求めるポリサリオ戦線=サハラ・アラブ民主共和国の支配地域と、モロッコ実効支配地域は、『砂の壁』と呼ばれる政治的隔壁によって分断されています。
サハラ・アラブ民主共和国の支配地域は現状では入域が非常に困難で、旅行者が訪れることのできる地域はモロッコ実効支配地域に限られます。

複雑な歴史と部族社会をもったサハラの非独立地域『西サハラ』
今回は、主都ラアユンと、古都スマラ、そしてモーリタニアに近い南部の海岸都市ダフラを訪れ、激動の時代に翻弄されたこの地域の歴史や文化に触れます。

日本や欧米の殆どの国は、モロッコ王国との関係重視の立場から、サハラ・アラブ民主共和国を承認していません。現時点では、さしものパームツアーセンターも、サハラ・アラブ民主共和国の実効支配地域の」手配はできません。

この地域の帰属は、いまだに確定していません・・・

◆旅のスタイルは・・・

この地域を訪れる観光客は、モロッコからモーリタニアに陸路で通過する人々に限られると言われています。
今回は、西サハラ地域を旅の目的地として、この地域を旅したいけれども、情報がなく、旅行の仕方が見えてこない・・・という皆様のため、パームツアーセンター店長の同行するプランに加えました。
観光施設は限られており、ホテルは地方では民宿に近い宿など、地元密着型の旅です。

なんといっても、純粋な観光客など、殆ど来たことのない地域。

お土産屋さんすら、ないかもしれない、西サハラ。
この地域を二度も訪れた店長が、皆様を安全に、比較的ラクに、ご案内致します。

<観光の見どころ>
 スルタン統治の時代からスペイン領時代を経てサハラ・アラブ民主共和国が亡命政権
  として独立宣言をするに到る、各時代の面影をご覧頂くことになります。
 主都アイユンの市内に、大きな枯川があります。軍の屯所があるので、撮影注意!
 大西洋沿岸を走るドライブ。時折、海をご覧頂けます。


コラムは・・・ 沙織里と久美の西サハラの思い出 ・・・By本庄沙織里・久美


復路のカサブランカでは滞在延長延泊が可能です。お問い合わせ下さい!

■添乗員つきの手配旅行です。全行程、添乗員が同行し、お世話致します。

●復路、経由地で途中降機が可能です。お問合せ下さい。


モデルプラン(手配旅行です)


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<01日目>05月21日(土)
■行程: 成田空港⇒
・・手続: 搭乗手続〜安全検査/出国〜搭乗
※移動: カタール航空で空路、ドーハへ。
≪成田空港発着≫
 QR−807 成田空港    22:20⇒ドーハ     04:05 翌日
・・宿泊: 機内泊
【 朝食: X ||昼食: X ||夕食: X 】
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<02日目>05月22日(日)
■行程: ⇒ドーハ⇒カサブランカ⇒アイウン→ベドウィン・キャンプ
・・手続: 安全検査〜搭乗
※移動: カタール航空で空路、モロッコのカサブランカへ。
 QR1395 ドーハ     07:30⇒カサブランカ  13:25
・・手続: 入国〜機内預け荷物引取〜通関〜次便搭乗手続〜安全検査
※移動: ロイヤル・モロッコで空路、西サハラ(モロッコ実効支配地域)のアイウンへ。
 AT−483 カサブランカ  16:10⇒アガディール  17:10
 AT−481 アガディール  17:50⇒アイウン    18:55
*出迎: 現地のキャンプ職員が空港にてお出迎え致します。
*送迎: 混載の送迎車で空港からベドゥイン・キャンプにご案内致します。
*夕食: ベドゥイン・キャンプ
*宿泊: ベドウイン・キャンプ(ル・カンプ・ベドウィン) テント式旅館
【 朝食: (機内食)||昼食: (機内食)||夕食: ベドウィン・キャンプ
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<03日目>05月23日(月)
■行程: ベドウィン・キャンプ
*朝食: ベドウィン・キャンプ
★体験: 
砂漠体験ツアー(終日)
♪観光: このツアーのハイライトは下記の通りです。
 ○
砂と上手に付き合う方法を体感
 ○
砂に埋もれる体験
 ○
砂の中でパンを焼く
・・・解説: ベドゥインの人々が共有する砂とともに生きる知恵を学びます。
*昼食: ベドウィン式ピクニック
*夕食: ベドゥイン・キャンプ
*宿泊: ベドウイン・キャンプ(ル・カンプ・ベドウィン) テント式旅館
【 朝食: ベドウィン・キャンプ||昼食: ピクニック||夕食: ベドウィン・キャンプ
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<04日目>05月24日(火)
■行程: ベドウィン・キャンプ
*朝食: ベドウィン・キャンプ
*行楽: 
オウム・ドゥバ湖ツアー The SEBKHA of OUM DBA (半日)
♪観光: このツアーのハイライトは下記の通りです。
 ○
砂漠の窪地をドライブ
 ○
砂漠での塩づくり見学
 ○
砂漠の通路(轍)プチ追跡
・・・解説: ベドゥインの人々が生活の場として生きるサハラ砂漠の様々な表情を見学
*昼食: 野菜タジンの昼食
*行楽: タァ湖ツアー The SEBKHA of TAH (半日)
♪観光: このツアーのハイライトは下記の通りです。
 ○風光明美なタァ湖の湖畔をドライブ
 ○
タァ湖の景観を満喫
 ○サハラ砂漠の窪地へ降下ドライビング
・・・解説: ベドゥインの人々が生活の場として生きるサハラ砂漠の様々な表情を見学
*夕食: ベドゥイン・キャンプ
*宿泊: ベドウイン・キャンプ(ル・カンプ・ベドウィン) テント式旅館
【 朝食: ベドウィン・キャンプ||昼食: ベドウィン・キャンプ||夕食: ベドウィン・キャンプ
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<05日目>05月25日(水)
■行程: ベドウィン・キャンプ
*朝食: ベドウィン・キャンプ
*行楽: 
サハラ砂漠と大西洋の邂逅ツアー (終日)
♪観光: このツアーのハイライトは下記の通りです。
 ○
サハラ砂漠の砂丘をドライブし、サハラ砂漠と大西洋とが合流する地点へ
 ○
素朴な漁村を訪問
 ○
砂漠でのバーベキュー
・・・解説: ベドゥインの人々が暮らすサハラ砂漠と、漁民が暮らす大西洋岸とを見学
*昼食: バーベキュー・ランチ

*夕食: ベドゥイン・キャンプ
*宿泊: ベドウイン・キャンプ(ル・カンプ・ベドウィン) テント式旅館
【 朝食: ベドウィン・キャンプ||昼食: バーベキュー||夕食: ベドウィン・キャンプ
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<06日目>05月26日(木)
■行程: ベドウィン・キャンプ
*朝食: ベドウィン・キャンプ
*行楽: ナイラノラグーン (終日)
♪観光: このツアーのハイライトは下記の通りです。
 ○大西洋のラグーンでボート・トリップ
 ○大西洋岸のウォーキング・ツアー
 ○砂漠でのバーベキュー
・・・解説: ベドゥインの人々が暮らすサハラ砂漠と、漁民が暮らす大西洋岸とを見学
*昼食: バーベキュー・ランチ
*夕食: ベドゥイン・キャンプ
*宿泊: ベドウイン・キャンプ(ル・カンプ・ベドウィン) テント式旅館
【 朝食: ベドウィン・キャンプ||昼食: バーベキュー||夕食: ベドウィン・キャンプ
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<07日目>05月27日(金)
■行程: ベドウィン・キャンプ→アイウン⇒カサブランカ
*朝食: ベドウィン・キャンプ
・・自由: 夕刻まで自由行動。お部屋またはテントは出発までご利用頂けます。
*昼食: ベドウィン・キャンプ
*送迎: 混載の送迎車でホテルからアイウン空港にお送り致します。
・・手続: ロイヤル・モロッコ航空の搭乗手続〜出国/安全検査〜ゲートへ。
※移動: ロイヤル・モロッコ航空で空路、カサブランカへ。
 AT−493 アイウン    21:50⇒アガディール  22:50
 AT−482 アガディール  23:30⇒カサブランカ  00:25 翌日
・・手続: 機内預け荷物を引取を済ませ、出口へ。
*送迎: 専用車で空港からホテルへ。
*宿泊: ホテル・アル・マーモウン/トランザトランティーク(スタンダード部屋)/同等
【 朝食: ベドウィン・キャンプ || 昼食: ベドウィン・キャンプ || 夕食: X 】
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<08日目>05月28日(土)
■行程: カサブランカ⇒ドーハ⇒
*朝食: ホテル
*送迎: 専用車でホテルから空港にご案内致します。
・・手続: 搭乗手続〜出国/安全検査〜搭乗
※移動: カタール航空で空路、ドーハへ。
 QR1396 カサブランカ  14:40⇒ドーハ     23:59
・・手続: 安全検査〜搭乗
・・宿泊: 機内泊
【 朝食: ホテル || 昼食: (機内食) || 夕食: X 】
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<09日目>05月29日(日)
■行程: ⇒ドーハ⇒成田空港
※移動: カタール航空で空路、帰国の途へ。
≪成田空港発着の場合≫
 QR−806 ドーハ     02:40⇒成田空港    18:40
・・帰国
【 朝食: (機内食) || 昼食: (機内食) || 夕食: X 】
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※内容は予告なく変更になる場合もあります。
※この旅行は手配旅行となります。
 

  2016年05月21日(土)出発決定!
 添乗員が同行し、お世話致します。

  ・・・ 次回は2016年06月初旬になります。




<最少催行人数 :
1名から催行。添乗付きのみ>


人数 現地滞在費用  航空券代金  合計
1名様 お問い合わせ下さい お問い合わせ下さい お問い合わせ下さい
2名様 お問い合わせ下さい お問い合わせ下さい お問い合わせ下さい
3名様 お問い合わせ下さい お問い合わせ下さい お問い合わせ下さい
4名様 お問い合わせ下さい お問い合わせ下さい お問い合わせ下さい
5名様 お問い合わせ下さい お問い合わせ下さい お問い合わせ下さい
6名様 お問い合わせ下さい お問い合わせ下さい お問い合わせ下さい
7名様 お問い合わせ下さい お問い合わせ下さい お問い合わせ下さい
8名様 お問い合わせ下さい お問い合わせ下さい お問い合わせ下さい
9名様 お問い合わせ下さい お問い合わせ下さい お問い合わせ下さい
10名様 お問い合わせ下さい お問い合わせ下さい お問い合わせ下さい
一人部屋
追加料金
 お問い合わせ下さい 


●お申込期間:出発2か月前まで



●現地費用には下記のものが含まれます
 *車 両:  カサブランカの送迎は専用車/西サハラの送迎・観光は混載車
 *宿 泊:  各地スタンダードクラスのスタンダード部屋
  西サハラ  :  ザ・ベドウィン・キャンプ (テント式旅館)
  カサブランカ:  アル・マーモウンまたはトラナトランティーク または同等
 *食 事: 朝食6回/昼食5回/夕食5回
 *観 光: 西サハラ内の半日ツアー1回、終日ツアー3回、1泊2日ツアー1回
 *税 金: 宿泊税、観光税

●現地費用に含まれないもの
 *個人的な支払い(電話、FAX、ネット通信費/チップ/明記されていないお食事/  
  お飲み物/オプショナルツアー)

●査証: 今回、査証(ビザ)は必要ありません。
 ☆パスポートの残存有効期間は帰国日の翌日から起算して6カ月以上
 ☆パスポートの未使用査証欄は、見開きで1ページ必要

 

 

 
電話でのお問合せは・・・・080−5028−6007 まで
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・・・沙織里と久美の西サハラの思い出・・・

2003年の12月3日。モロッコ屈指の大西洋のリゾート地アガディールをバスで出発しました。陸路、南下して西サハラを目指します。車窓からはサトウキビ畑やナツメヤシの群生、ときにはヤギの大群が見えました。ティズニットという街を通過。ここは1882年にムーレイ・ハッサンが築いた城壁の街で、フランス保護領化に最後まで抵抗したレジスタンスの拠点だったそうです。こんな深い南部にも外国人観光客の姿がちらほら・・・
ティズニットを過ぎるとグーリミンまでは荒涼とした風景が続きます。1970年代は、西サハラ紛争が激化しており、モロッコ側で南下できるのはグーリミンが限界、その南へ行く公共交通機関はなかったそうです。
夕刻、タンタンという街に到着。この日はタンタンにある、カスバのようなホテルにて宿泊。バスを降りてタクシーに乗ると、さかんに運転手が家に遊びに来るように言います。知らない場所で知らない男の人に声をかけられても行ってはいけない・・・ 両親から聞いていた私たち姉妹は、そのままホテルまで送ってもらいました。お茶だけでも、というので、ホテルの前でお茶を入れているサハラの民?のお盆と七輪とお茶道具だけの露店で、三杯のミントティーをごちそうになります。私たちの警戒がわかっていたようで、ティズニットから南はモロッコじゃない。ベルベル人は、モロッコ人とは違う。本当に自分たちの文化や伝統を知ってもらいたいんだ・・・たどたどしい英語ながら彼らの誇りを語ります。翌日はバスがありません。午前、運転手のおうちに遊びに行きました。しかし、実際に私たち姉妹をもてなしてくれたのは、彼の奥さん、娘さんたち、そしてお母さん。メラハフと呼ばれる伝統衣装の下は、Tシャツにジーンズ。抑圧を受けているようなイメージを持っていたイスラム教徒の女性も、家の女性の部屋では、おしゃれな格好をしていることを知りました。その日は、お昼にクスクス、夜にタジンまでごちそうになり、最後はホテルまで送ってもらいました。ベルベルの人たちが大切にしている伝統に触れた一日でした。
その翌日、バスに乗って南下。タンタン・プラージュ保養地を過ぎると時折、右の車窓に大西洋が見えます。お昼過ぎ、タルフィヤに到着。モロッコと西サハラを地理的・行政的に分ける、いわば国境の町。ここは西サハラや地中海沿岸のメリリャ、セウタとともに、スペイン領北アフリカに属していた街で、大西洋に浮かぶスペイン領カナリア諸島のフエルテベントゥーラ島にもっとも近いアフリカ大陸の街。
タルフィヤを過ぎると、再びバスは内陸を走り、夕刻、西サハラの北の玄関ラアユーン(アイウン)に到着しました。
西サハラ〜サハラウィの亡命政権は有名ですが、実情は、ラアユーンを含め、西サハラの殆どはモロッコが実効支配しています。街のホテルに旅装を解き、散策をすることにしました。
ラアユーンの街自体は、箱庭のようなイメージで、殺風景な社会主義的なビルが並ぶ、なんの変哲もない街ながら、街の中心に巨大な枯川(ワジ)があるのが特徴。但し、ワジの反対側はモロッコ軍の駐屯地となっていて、写真は撮れません。この日の夕食は、室料に含まれており、外国では珍しく、部屋まで食事を運んでくれました。銀色のトレーには、ローストチキン、サラダ、アラビア風のパン、豆の入ったショルバ、クスクス・・・ 異郷の中でさらに異郷を感じました。モロッコに実効支配されながら、どことなくヨーロッパを感じさせる不思議な街。しかしながら近年の建設ラッシュで、少しずつ街の人口密度が高くなってきているとか・・・
砂漠に行くと、先住民族であるベルベルの生活をイメージさせるツーリストキャンプがあります。ツーリストの殆どは、ラアユーンに空路で訪れ、こうしたキャンプに宿泊します。サハラ砂漠の最果て、大西洋と出会う場所に四輪駆動車でサファリに行ったり、満天の星の下でバーベキューをしたり、いま、西サハラは動乱の地というイメージを払しょくし、観光地として生まれ変わろうとしています。10年後、もし行くことがあったら、もっとツーリストに便利な土地になっているかもしれません。
(文: 本庄沙織里)


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