「太平洋に浮かぶ真珠のネックレス」と呼ばれたマジュロを主島とするマーシャル諸島。日付変更線にも赤道にも近い、 ミクロネシアのさいはての島国です。国土のほとんどが珊瑚からできている環礁というユニークな国です。マーシャル諸島には29の環礁があり、 そのひとつひとつがドーナツのような形をして、並んでいます。大きくは東のラタック環礁群と、西のラリック環礁群とに分けられ、 主島のマジュロはラタック環礁群の南から2番目に位置しています。太平洋戦争までは日本の統治下にあったため、 いまでもマジュロなどの村々で日本統治時代のわすれもの(たとえばバンカー、船の煙突など)が目に付きます。 マジュロ環礁の西のはずれにある『ローラ村』の海の美しさは言葉を忘れるほど(店長はあまりの海の美しさに時を忘れ、 首都に向かう終バスに乗り遅れました。歩いて帰ろうと決意して、雨の降り出した夜の環礁を歩き出しました。二時間後、 地元のおじさんのライトバンに救ってもらいました。マジュロの人の暖かさにも触れることができたのでした)。 せっかくマジュロを訪れるなら、ぜひ離島にも足を延ばしたいですね